lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

dusk, sunset, and sunrise

 2月29日に中之島美術館で開かれているモネ展を観に行った。

2月中のみ観られるチケットを、まだ在職中だった12月にオンラインで購入していた。2月はきっとのんびりしているから、時間が有り余っているだろう、と考えていた。

結局ギリギリまで行かず、風邪で頭がぼんやりしたまま中之島へ向かった。

とても寒いし、風は強いしで憂鬱だったけれど、展覧室に入ったらそのことは忘れた。

今回はモネの作品のみの展覧会である。

彼はたくさん作品を残しているので、単独での展覧会は日本でも難しくないのかもしれない。

それにしても作品の選び方、配置、展示の仕方がとても良かった。

写真撮影が出来る作品も沢山あり、ときめいてしまった。

展覧会の最後の部屋はモネの睡蓮たちだった。

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年代はさまざまだったけれど、それぞれが調和されていてずっと観ていたくなった。

暫しGivernyの庭に思いを馳せていた。

機会があればまた観に行きたい。

 

bookstore

ピアニストのYさんと一乗寺にあるお店で落ち合った。

Yさんは黒のフーディ、私は巨大な貝の破片をあしらった指輪を購入した。

その後ランチのみやっている洋食店で昼食を摂った。

かなり美味しかった。

恵文社へ立ち寄った。

久しぶりに本をじっくりとbrowsing した。

この10数年、本屋さんへ行く時は、目的の本を購入するだけだった。

一緒に書店巡りを出来る様な人は周囲にいなかった。

Yさんと本の話をしながらページを捲るのは楽しかった。

お店を出た後、アンティークショップや古道具・古家具店を回った。

とても楽しい時間だった。

アレルギー治療を受ける

京都へは水曜日の夜帰って来た。

家の中はとてもひんやりとしていた。

早めに眠った。

 

今朝は掃除をした。

その後ハローワーク へ行った。

そしてかかりつけのクリニックへ赴き、アレルギー治療の注射を受けた。

アレルギー治療の方は肘の少し上に針をさす皮下注射である。

2本なので、両肘にして貰っている。

このアレルギー治療は、京都市では小学生以下のこどもの治療費が、自費負担無料になるため、お子さん達が受けることが多いそうである。こちらのクリニックでも、この治療を受けている患者さんの9割が子どもだ、と先生がおっしゃっていた。

プラセンタ注射も結構痛いけれど、こちらの方が何倍も痛い。

子どもさんは最初は痛さに泣いてしまうらしいが、すぐに慣れてしまうそうである。

順応性があるっていいな、と思う。

保険治療なのだけど、それでもかなり高額なので、1ヶ月に1回だけ注射を受けることにしている。

先生から

「今年の4月から治療代が下がりますよ。良かったですね。」

と言われた。

私が体調を整えるために仕事を辞めたことを、気に留めておられたみたいだった。

どのくらい下がるのか聞かなかったが、何回もおっしゃっていたので、結構な額かもしれない。

効果は目に見えて出ている。

もっと良くなってくれたらいいな、と思っている。

 

falling asleep

大阪で用事があったので木曜日から堺へ来ている。

風邪気味だったのが、一気に悪化して京都へ帰れない。

今日も無理そうである。

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普段使っていない和室で過ごしている。

襖を開けると、猫達が足元にいることがあり、驚く。

猫もびっくりして走り去っていく。

それが繰り返されている。

 

 

ムッジャダラ

今朝は中東料理のクッキングクラスへ行ってきた。

バス停に向かって歩いていると、雨がみぞれになり、雪になっていった。

寒さに震えながらバスに乗り、クッキングクラスの先生宅の最寄りのバス停で降りた。

大きなマンションの2階にあがり、ドアを開けて入った。

とても暖かくて、心地よい部屋だった。

天井は日本のマンションらしく低かったけれど、壁中に漆喰が、そしてその上にオレンジのペンキが刷毛の跡が殘るように重ねられていた。

カルフォルニアベイエリアに1年間住んでおられたことがあり、その時に知り合った方にマンションの改修をお願いされたそうである。

生徒さんが6名揃ったところで、ウェルカムドリンクが運ばれて来た。

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サハラブという寒い季節に飲まれる、ホットミルクドリンクだそうである。

ちょっと幸せな気持ちになった。

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今日作る料理の概要を伺ってから、調理が始まった。

4品ともパレスチナ料理である。

同時進行だったけれど、調理方法がユニークだったのでわかりやすかった。

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先生は少しだけうっかり屋さんで、可愛らしい人だった。

パレスチナのことを伺っている時、目が潤っておられた。

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先生が調合された「キドラスパイス」を分けて貰った。

主にお米料理に使われるそうである。

お米料理は中東ではご馳走になり、お客様にお持てなしする時は必ず出てくるそうである。

お米を食べるのは昼が多く、朝と夜はパン(ピタなど)を食しているとのことだった。

今日作った4品は日常で食べられるものなので、比較的手に入りやすい材料が多かった。

体に優しい食事をいただいた。

 

 

駒鳥という名前らしい

菜食レストランでランチをいただいた。

ピアニストのYさんとレストランで待ち合わせをした。

簡単に行けるだろう、と思っていたが、行けなかった。

暖かい日が続いていたので、春の装いで自転車を走らせていたが、風が冷たく凍えてしまった。悴む手にiPhoneを持ちながら暫く鴨川沿いを彷徨っていた。

京都の道は全然わかり易くない、といつも思う。

 

お店にたどり着き、自転車置き場にあるYさんの自転車を確認して降りた。お店の人が出て来て、自転車の置き場所を作ってくれた。

お店の中は心地よく暖かかった。

お客さんの半数以上は外国人だった。

イタリア人のオーナーさんが注文を取ってくれた。

2人ともワンプレートをオーダーした。

店内は広くはないのだけど、心地よかった。

ユニークな改修をしているので、興味深く拝見した。

目の前にある棚に「風の谷のナウシカ」の単行本が置かれているのが、視界につねに入っていた。

まず菊芋のスープが運ばれてきた。

 

美味しくて温まった。

そしてプレートが運ばれて来た。

 

とてもきれいで、美味しそうだった。

見た目に負けない美味しさなので、食べ終えるのが勿体なく感じた。

材料の組み合わせが斬新でとても楽しかった。

お店のある建物は元々アパートだった。

オーナーさんたちが自分たちで改修していて、まだ完成していないそうである。

ステップや、ベンチ、テーブルの高さはちょうど良いので好感を持った。

本当に居心地が良かった。

 

また行きたい。

Bさんとの再会

先週の日曜日にさくら珈琲店へ母と妹夫婦と朝食を食べに行った。

食事の後、妹宅へ戻り身支度をしていた時、メールが来た。

airbnbにお客さんとして来てくれたことのある、Bさんだった。

お母さんと一緒に京都に来ていて、明日月曜日に中国へ戻るのだけど、今晩は時間はあるか、と言う内容だった。

COVID-19の前にも会えないか、と訊いてくれていたのに、誰かに会うのが辛くて返信しなかった。今回もとにかく一度だけ訊いてみよう、と思ってメールを送った、と言っていた。

お母さんは口にするものが限られていたので、あっさりとしたラーメン店に行くことにした。

透明なスープに柔らかい鶏のスライスが乗っているラーメンだった。

お母さんは美味しい、と言って食べておられたのでほっとした。

Bさんは日本に来る前はオランダへ行っていた。彼女は数年前からハプシコードを習っていて、自分のために楽器を購入しようと中国で探したのだが、良いものに廻り合わなかった。

オランダにある工房へ行き、そこに滞在しながらエッセイを書き、ハプシコードの制作をお願いしてきたとのことだった。

楽器が完成するのは18ヶ月後だそうである。

食事の後は星乃珈琲店へ入った。お母さんはお湯しか口にしないので、お店の人に頼んだら快く持ってきてくれた。私たちは紅茶を頼んだ。

そこで色々な話をした。お母さんはスマートフォンで色々検索していた。

お店の閉店時間になったので外へ出た。

またの再会を約束して別れた。

とても穏やかな気持ちになりながら帰途についた。

 

 

868

穴子づくしの会の後、母がコーヒーが飲みたいと言ったので、カフェへ向かった。

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この店は10年以上前に来た事が数回ある。

タオルの製造会社だった建物は、カフェになってからも良い時間経過が感じられた。

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オーナーさんが一人でお店を切り盛りしている。夜にはお店でベトナム料理のクッキング教室を開くこともある (堺市にはベトナム領事館があり、ベトナム人人口が増えつつある)。

以前は陶器や洋服を売っていたけれど、今は喫茶に専念されている様である。

私達はそれぞれコーヒーと焼き菓子セットをオーダーした。

焼き菓子はお店で焼いている。

全粒粉のスコーンはテイクアウトも出来る。

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お菓子もコーヒーもとても美味しかった。

食事メニューはグラタンのみである。

隣のテーブルの人が美味しそうに食べていた。

2階にはオーダーメイドの靴工房がある。

年に数回、アトリエで販売会が行われる。

 

適度な音楽と暖かさと快適さのある場所だった。 

また行きたい。

 

 

 

 

穴子づくしの会

堺は穴子が美味しい、と北大路魯山人の彼の著書に書かれているらしい。

一時は穴子加工業を営む会社、または穴子料理を出す店は市内に二十数軒あったそうである。

今では料理店は2軒、加工工場は一社のみになっている。

その加工工場と料理店を営む会社が、1年に数回、工場の中で穴子づくしの会を開いている。

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穴子を気軽に家で食べてもらえる様に、冷蔵庫に入っている調味料で出来る一品をいくつか紹介してくれた。

前菜でいただいた穴子の肝と、後半で穴子一尾を使った巨大にぎりがすごく美味しかった。

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お土産に穴子ご飯のおにぎりと、白焼きと焼き穴子丼を貰った。

代表によると、催しやイベントの一環として、地方のデパートに出張販売中、子ども達に「穴子は知っているか。」と訊ねたら9割は「知らない。」と答えるそうである。

「知っている。」と答えた1割の子ども達は、回転寿司屋さんで食べた、または見たことがあるとのことだった。

代表は「だけど回転寿司店で出している『穴子』はアナゴではないんです。」と言っておられた。

調べたらウミヘビの一種だった。

 

キッチン横に置かれている水槽には穴子が2匹入っていた。

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うなぎと同じく、穴子も毒性がある。

下処理に時間がかかるため、穴子の加工を専門的に行う店が必要だけど、廃業していく店が後を絶たないそうである。

昆布と状況がよく似ている。

龍玖と瑞麗さんにも食べて貰いたいので、真空パックにした、焼き穴子を購入した。

私も出来るだけ食べる様にしよう、と思った。

 

 

合間に

龍玖が4月下旬に帰ってくる。

カナダへは5月の第2土曜日に戻る。

Facetimeで話しながらチケットを購入したのだけど、直ぐにイライラしていたので、もっと気持ちが落ち着いた時に言って欲しかった。

何はともあれ、日程が決まって良かった。

ゴールデンウィークは殆ど東京にいるそうである。

アメリアちゃんがボーイフレンドと友人2人と、東京に3週間来ることになっているので、合流することになっている。

龍玖の高校時代の友人が2人一緒に来る予定である。

龍玖がすごく行きたがっているクラブが東京にあり、そこへ行くのを楽しみにしているみたいである。

楽しい時間を過ごして欲しい。

龍玖はよくトランス音楽を聴いているみたいである。

「みんなのきもち」が今お気に入りだそうである。

どのカテゴリーに入るのか分からないけれど、ちょっと環境音楽っぽく聞こえたりして面白かった。

今は音楽を聴くのは料理をしている時だけなので、彼らの音楽はちょうど良い感じである。

 

Flowing

TATE Modern ではYoko Onoの展覧会が開かれている。

体験/参加できる作品も沢山あるみたいである。

Instagramで流れてくる画像/映像が楽しそうで、とても羨ましい。

彼女の作品を観る度、Fluxusは常にここに在る、という気がする。

その名前の通り留まらない存在だからなんだろう。

それでいて、彼女の根幹にあるものは一貫している。

私は彼女の作品に惹かれる理由のひとつである。

 

東京では春一番が吹いたらしい。

例年より2週間早いとのこと。

今日は風が強い。

家中がガタガタと音をたてている。

 

瑞麗さんの友人が明日帰国するそうである。

寂しい、と言っていた。

6月にまた来ると言っておられる様なので、

その時に会えるといいな、と思う。

 

 

 

 

 

2月半ばの近況

SusanさんからValentine Day メッセージが届いた。

大きなハートが出てくるeffectが付いていて、思わずどうやってつけたのか訊いてみた。

すぐに返事をくれた。

返信する際、教えて貰った通りにしたら出来たので嬉しかった。

瑞麗さんは肉料理が沢山お皿に盛られている、ゴージャスディナーの写真をグループチャットに載せていた。

 

今日の午後3時過ぎに地震があった。

震度3位だと、揺れは大したことはないのだけど、窓ががたつく音と、家全体が軋む音が半端ない。ちょうど龍玖とFacetimeで話していた時だったので、その轟音に驚いていた。

 

先週半ば、第2回目のアレルギー治療のための注射を受けた。

効果はかなり出ている。

肌の調子がどんどん良くなっていっているのが心から嬉しい。

もっと早くから治療を始めれば良かった、と思ってしまうが、

退職して治療に専念できている今の状況が最適なのだろう。

薬が自分に合っていて幸運だった。

 

 

 

アバター作りは難しい

snapchatを始めた。

瑞麗さんとコミュニケーションが取れやすいから、という理由である。

まず初めに自分のアバターを作るのに時間を費やした。

なるべく自分に似るように、と努力した。

でも全然似なかった…。

特徴のない顔というのはつまらない。

妹夫婦宅にあるNintendo Switchの私のアバターも酷い出来である。

妹はびっくりするぐらいそっくりでかわいい。

とても羨ましい。

 

瑞麗さんのsnapchatのアバターは吹っ切れた、かっこいいデザインである。

私もそういうのが良いのだけど、そんなデザインは見つからなかった。

オプションの購入が必要なのだろう。

瑞麗さんが京都へ帰って来た時に作って貰おうと思う。

 

snapchatの良いところは沢山あるみたいだが、私が好きなのはmapの機能である。

瑞麗さんがどこにいるのかが結構詳細までわかる。

今どこにいるだろう、と考えた時に、居場所がわかるだけで安堵する。

 

暖冬

夕方雨が降った。

東京にいる瑞麗さんが、今週雪で学校が休みになった時、雪の中で友達と戯れている写真を家族のグループチャットに載せていた。

とても楽しそうだった。

 

自分のLaptopのスクリーンには去年の冬に撮った庭とデッキの写真を載せている。

ずっと家に籠もっている私には、今回の暖冬は嬉しいけれど、雪をもっと見たかった、と少しだけ思っている。

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recently visited

梅田駅周辺はあまり詳しくないので、同じ場所へ行くことが多い。

この半年の間数回訪れたのはグランフロント大阪である。

北館にフードコートがある。

席を先に取り、レストランに注文をする際、テーブルの番号を言うと、テーブルまで持って来てくれるシステムである。

ソファー席もあるし、色々なレストランから注文出来るので楽しい。

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窓からの風景が好きである。

大阪駅周辺は開発が進んでいる。

街の風景は変化し続けている。