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lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

本格的に降っている。

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今日はアトリエはお休みなので、アパートメントで絵を描いていた。瑞麗さんのお迎えまで時間があるので、出かけるつもりだったけれど、どうしようか迷っている。

昨晩は前夫はMさんのアパートメントに泊まった。このアパートメントは彼が払っているから、私が他所へ行くべきだろう、とモンパルナスで週日は泊まる、と提案した。週末はあちらへ彼が行く方が良いかもしれない。

土曜日は龍玖はC君の家に泊まった。いつも美味しいフランス家庭料理をご馳走になっている。お昼ご飯にはSteak Fritesを作ってくださったらしい。美味しいステーキと手作りのフライドポテト、サラダ、山羊のチーズ、バゲットのどれも完璧な美味しさだった、と龍玖は感動しながら教えてくれた。C君はツンデレなのだが、ツンツンしている時期が長すぎて龍玖に嫌われそうになっていた。その事にようやく気付き、素直になったみたいで順調に友情を育んでいる様子である。昨晩C君のお母さんにお礼の電話を入れた。彼女は弁護士をされている。来週一度お会いすることになった。

昨日はボルシチを作った。絶望的に切れないナイフでキャベツや人参、玉ねぎ、ビーツを刻んだ。私は細かい千切りが大好きなのに、ここではそれは叶わず5mm以上になったりして不満だったが、瑞麗さんは大きいビーツのかけらがお皿に入っているとすごく喜んでいた。サワークリームがないと美味しくないので、代用品は何かとネットで調べた。Crème fraîcheを使っている、という人が多かったので、スーパーで買い求め試してみた。サワークリームよりまったりしていて酸味が少なめだったが、味は殆ど変わらなかった。

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グーラッシュが食べたいので、今週末に作ってみようと思っている。

Beaugrenelle

瑞麗さんと龍玖をそれぞれ別の日夕方、買い物へ連れて行った。

 ショッピングセンターと、その周辺にチェーン店が立ち並ぶ。川沿いにはホテルとタワーアパートメントが連なっている、近代的な街並みである。日本食品の買い出しと龍玖のヘアカット、大きなMONOPRIXがあるので、月に2、3回は行っている。歩いて40分近くかかるので、行きは歩いて帰りはバスに乗る。セーヌ川の対岸にあるので、川沿いを歩いたり、帰りのバスの中で日暮れ時の空の色が変化していくのを見るのは楽しい。用事がなければ行かないけれど、行く事自体はそんなに嫌ではない。

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ショッピングセンターには主だったファーストファッションの大型店店舗が入っている。龍玖と瑞麗さんの学校ではHollisterというアメリカのブランドが流行っていて、龍玖が一目置いている女の子や、瑞麗さんのおしゃれな友人が好んでそこの服を着ているらしい。龍玖に懇願されやはりショッピングセンターに入っているお店に入ってみた。品揃えがアメリカで普通に学生が来ている安めの普段着だった。輸入品なので割高だから、彼の父がカルフォルニアへ行く時に買ってきて貰いなさい、と言った。

龍玖はお店の雰囲気を見て、想像とは違っていた事に気付き、もういらない、と言っていた。

2人ともaddidasが憧れらしく、直営店へ連れて行かれた。ラメやスパンコールがついたスニーカーがあった。洋服はすごくサイズが大きかった。凝ったデザインのラインの服が置いてあり、アフリカ系の人が着たらかっこいいね、と話しながら店内を廻った。

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写真に写っている気球には乗る事ができるそうである。

 

 

鍵を貰う

Yちゃんのご主人のMさんのアパートメントがモンパルナスにある。今月から前夫が昼間オフィスとして使わせて貰っている。このままここに過ごすのは精神的に厳しいので、Yちゃんに私がそこに泊まって良いかMさんに訊ねて欲しい、とお願いした。昨日「大丈夫。」と返事が来たので、許可へ得て合鍵を作らせて貰った。火曜日から土曜日はそこで眠る。こちらには夕食を作りに毎日来るし、週末は龍玖と瑞麗さんと過ごすつもりである。

Mさんのアパートメントにはwifiがないので、自然と本を読む事になりそうである。こちらに来てから中断していた「感覚の論理学」をまた読もうと思っている。この本を読むのには本当に苦労をしている(ドゥルーズの思想の概念が良く分からないので)。ジャコメッティについての小評論は、明解でとても分かりやすかったのだが、そっちの方が珍しいのかもしれない。

フランシス・ベーコンの作品についての評論は幾つか読んでいる。

At the Atelier 3

今日も沢山人がいた。

印刷の部屋は使えないので、作業部屋に場所を作って貰った。

メンバーの一人がコーヒーを淹れて私にもくれた。前に飲んだ時はトルココーヒーか、と思うほど粉っぽい味だったけれど、かなり美味しいのでびっくりした。淹れる人によるのかもしれない。

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At the Atelier 2

朝から風が強く、少し肌寒い日だった。

今日は7人来ていた。

 

この煙草のケースが至る所に置いてある。

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メゾチントの版を制作している人がいる。

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小さい銅版に新しい道具で試してみた。

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マスタードについて言い争う

つまらない事です。

最近は龍玖に、朝買って来たバゲットで作ったサンドウィッチをお弁当として持たせている。様々な種類の美味しいハムが売られているので、色々買ってはディジョンマスタードとバター、たまにチーズやマリネしたロケットなどを挟んで作る。

そろそろディジョンマスタードの瓶が空に近くなってきたので、

「新しい瓶を買わないと。」

と、何も言わなければ良かったのに、つい前夫に言ってしまった。

すると「冷蔵庫に粒マスタードがあるじゃないか。これを使えばいい。」

と言われた。

「粒入りは風味が強すぎるから、このサンドウィッチには合わない。」

と言い返した。

「粒入りというのはただつぶしていないマスタードだ。ディジョンマスタードと全く成分が一緒なんだから味も一緒だ。」

ディジョンマスタードシャンパンと同じくデイジョンで作られたマスタードが名乗る事が出来る。その他は同じ製法でもディジョンで作られていないから名乗れない。」

と何の根拠もないのに答えた。

「絶対同じ味じゃない。」

と言い返すと、

「君に味の違いがわかるのか。」

「大体、龍玖にマスタードの違いなんかわかるわけない。」

とばかにした様に言って出かけていった。

ネットで調べてみたら、彼の言ったことは見事に全て外れていた。龍玖は粒マスタードは酸味が強くて嫌いだから、味がまろやかなディジョンマスタードを使っている。

色々な料理を食べさせているので、龍玖も瑞麗さんも味は結構解っていると思う。

 

どう表現すれば良いのか判らない苛立ちと気持ち悪さで嫌になった。

もう絶対必要事項以外話さない、と決めた。

Hot chocolate

昨日瑞麗さんを自宅へ送り届けた後、ウィーン菓子のカフェへ一人で向かった。

お店は相変わらず混んでいて、4人掛けのテーブルに相席で座らせて貰った。先客に、友人が20分後に来るけど、それまでだったら大丈夫、と言われた。渡されたメニューを見てから、Mさんがここに来たらいつも頼むと言っていたホットチョコレートを頼んだ。普通のホットチョコレートの他に、ホイップクリームをたっぷりのせた豪華版もあり、隣のテーブルの人たちは4人とも豪華版とザッハトルテを頼んでいた。

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ホットチョコレートを飲むのは凄く久しぶりだった。甘い飲み物もたまにはいいな、と思った。 

その後Charbonnelへ行ってエッチング用の紙を購入した。そういえばここはノートルダム寺院セーヌ川を挟んだ対岸にあるんだ、と気づいた。確かに観光客目当ての店が多いけれど、この辺りの佇まいはとても好きである。

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瑞麗さんが出てこない

今日は水曜日なので12時50分に終わる、と言われたので迎えに来た。中学生、高校生が出てきても瑞麗さんは出てこなかった。1時半に事務所に入り、おじさんにフランス語の単語を並べて説明していたら、若いお兄さんが事務所に入って来た。事情を話すと「もしかしたらカフェテリアで昼食を摂っているのかも。見てくるね。」と言って行ってくれた。それから10分後瑞麗さんが友達のAちゃんと談笑しながら出てきた。あのお兄さんに言われたらしく「もう12時50分って言ったじゃない。早すぎ。」と言われた。時間を1時間遅く考えていたらしかった。午後1時50分までだったらアトリエに行っていたのに、と思うと悲しくなった。

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雰囲気の良い場所

アトリエには10人くらいの人が作業をしていた。最近はいつも人で一杯だ、とオーナーのBさんが言っていた。朝行った時には3人しかいなかったのだが、昼過ぎから続々と人がやってきた。私が好んでいる部屋は、本来は印刷用の部屋である。柱の奥に小さなスペースがあり、そこに収まっていると落ち着くので、前回と同じく作業をしようと思っている。

ここではエッチングのアトリエには珍しく屋内で喫煙が出来る。Bさんが太巻きのタバコを燻らせてながら、アトリエの部屋中を周りみんなにアドバイスをする。昨日同じ部屋でいたTさんという強そうな、でも面白い女性は、手巻きタバコを1時間に一回吸っていた。色々な年代の人が作業をしているけれど、和気藹々として良い雰囲気である。

あまりエッチングをする激しい気性の人には会った事がないのだが、一人だけ凄いな、と思った作家がいる。前にもここに書いた事があるのだけど、70年代、80年代に活躍したその人は、2メートル位の銅版にSpit biteという、腐蝕液を直接版に乗せて腐蝕させる 技法を主に使っていた。当時の銅版のための腐蝕液はDutch Mordant(日本語で何と言うのか忘れてしまった)という、気発性のあるかなり危険な溶液を使っていた。アトリエ兼自宅で作業をしていた事と、重度のアルコール中毒と相まって、あまり長生きはしなかったそうである。Spit biteだと腐蝕が浅いので、版がすぐ潰れてしまうため、エディションは小さかっただろう、と思われる。それに加えて彼の作品は保存状態が良いものがあまりなく、観覧出来る機会は非常に少ない。作家が亡くなってからすぐ、虹さんがその作家の友人と作品を保護するためにアトリエに入ったが、作家の家族が何も分からずに処分した後だったらしい。

その作家のエッチングの概念を覆す破天荒な作風と人生を見て、彼のことをNotorious Etcherと密かに呼んでいる(決して悪人だからではなく、notoriousは私の好きな言葉なので)。尊敬しているエッチングの作家のひとりである。

 

At the atelier

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 忘れていたが、ここは石版リトグラフの設備もある。沢山ある石版を見て時間があったらやりたかったな、と思った。今日はアメリカ人の男性がリトグラフの印刷をしていた。オーナーのBさんとずっと冗談を言い合っていた。

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Bさんの石版リトグラフの作品が飾られていた。溶き墨で描いたドローイングのテクスチャーが綺麗だった。

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Belleville and Marais

先週の火曜日、Mさんと会った。

彼女が夏の恒例の仕事が終わった後、仕事仲間/友人と必ず行く北京ダックの美味しい店へ連れて行って貰った。新陳代謝の凄く良いMさんでも食べきれない、と言う料理を頼んだ。

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最初に出てきた、目玉である北京ダックは、皮の焼け具合も薄さも完璧だったし、包む皮は厚くなく丁度良い柔らかさだった。美味しさにうっとりしながら食べ終わった。次に身の部分と青菜料理、そして焼きそばが出てきた。身の量の多さに驚きながら食べ始めた。やっぱり全部食べることは出来なかった。残りは持ち帰りにして貰った。ウエィトをしてくれた男性は、Mさんの事を覚えていてとても愛想が良かった。隣に座っていたフランス人の男性2人はスプーンで食事をしていた。

レストランを出て、豆腐専門店と中華食品店を教えてくれた。

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豆腐専門店では揚げと豆腐干を、食品店では黒酢と辣椒、野菜を購入した。黒酢は日本で売っていないので、ここで買えて嬉しかった。その後、Maraisに向かって歩く事になった。2015年に起きた襲撃事件はその周辺で起きた。なぜそこだったのかという理由をMさんが教えてくれた。ちょっとした距離だったけれど、話をしながら歩いていたので苦にならなかった。

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北マレーと言われる地域を通りかかった。この周辺は数十年前までは住宅街だった。マレー地区はどんどん広がっているそうである。

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有名なマーケットに少しだけ入った。バルセロナにあるメルカドを数倍高そうにした雰囲気だった。平日の昼過ぎだったので開いている店は少なかった。

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Mさんが目印にしていると言う「ライオンの水飲み場」にやって来た。ライオンの表情がちょっと悲しそうだった。

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 マレーは結構広い。

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少しぐるぐる廻って目的地のティーサロンに到着した。午後2時過ぎという中途半端な時間だったけれど、お店は殆ど満席だった。丁度よく2席が空いていたので、案内された。Mさんにケーキを見に行くように、と促されたので見に行った。どれも大きくて甘そうだった。Mさんはベリーをたくさん使ったタルト、私はカラメルがついたタルトを頼んだ。ケーキは見た目通り甘くて、少し酸味が効いていた。

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私たちが店を出る頃には、席が空くのを待つ長い行列が出来ていた。

1番と9番のメトロに乗り帰途に着いた。Mさんは途中の駅で降りた。Mさんは多分野に顔が広いAさんがいなれば、知り合う事のなかった世界の人だけど、広い許容範囲の中に私も含まれていて良かった。色々な場所へ行ったり、お話しをしたり出来てとても楽しかった。

 

 

 

18世紀の鍵

今日は曇りである。

日中の気温が9〜12度で安定している。冬のコートはスーツケースに仕舞った。

昨日の午前中Vanvesへ一人で行って来た。午後から瑞麗さんの宿題の手伝いをする約束をしていたので、30分間と決めて見て廻った。日本人と韓国人の観光客らしき人たちが数多くいた。

小さな筆箱とチャームらしき銀製の魚、そして鍵を購入した。鍵を売っていたベンダーのおじさんは英語が話せなかったので、お客さんが訳してくれた。18世紀の家の鍵だったらしい。筆箱にはペン先がどっさり入っていた。

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Under those conditions

瑞麗さんたちが帰って来てから、狭い空間が更に手狭になり、予測した通りあまり精神的に良くない状況にいる。あまり影響がないのは瑞麗さんだけである。私も順応性はある方なので、それなりに快適に過ごしているのだが、後の2人はそう言う訳にも行かないみたいである。私は関わりたくないのだけど逃げ場がないので、巻き添えにされてしまう事がある。

火曜日からアトリエへ通うから、私個人の衝突は彼方から来られない限り無くなる。あちらの食事を作る事を止めてから、毎食パスタを茹でて横で食べている。嫌味のつもりなのかもしれない。食費についても色々言われるので、自分で買い物をした時は請求はしていない。あちらが文句が言えない状況になったので、拒否して良かった、と心から思う。