lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

ドアベルが壊れる

昨晩はライターのMさんと会っていた。

午後11時半頃に帰って来たら家の中が真っ暗だった。先週からブレーカーが落ちる事が多発していたので、また落ちたんだな、と思い、ブレーカーのある箱を開け、主幹ブレーカーを上げようとしたが上がらなかった。Yちゃんが部屋から出てきて少し話をした。もう遅いので先に眠る事にした。

今朝5時半に起きて緊急問い合わせ番号に電話をかけ、指示の元色々触ったら、18個のブレーカーのうち1つに問題がある事がわかった。その1つだけOFFにして龍玖のお弁当と朝ごはんを作った。玄関、2畳間の電気とともにWIFIも落ちていたので、龍玖も瑞麗さんも静かに学校へ行く支度をして出かけて行った。

アベルから繋がる配線から漏電している、という事で、それを外して貰った。線を引き直さないといけないけれど、差し当たって必要ないかな、と思い暫く様子を見る事にした。

 

音に溺れる

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Yさんのコンサートへ行って来た。

前半に演奏されたクセナキスは想像していたよりも更に複雑な、Yさんが作曲家の紹介で話していた通り、音の洪水だった。

本来は腕が4本ないと演奏が不可能と言われている「エヴリアリ」を聴いた。楽譜がまた恐ろしく美しい。パリの図書館にもクセナキスの楽譜は沢山保管されている。

後半はクセナキスの弟子というデュサパンという作曲家の作品が演奏された。最後のバピアノとバイオリン、チェロによる「トリオ・ロンバック」が好きだった。

 

帰りは満開の桜を眺めながら疎水の傍を歩いた。こちらでも溺れそうな感覚を覚えた。

 

 

 

eases up

昨日に引き続き今朝も雨が降っている。

天気予報では昼前には止むらしい。

昨日は昼前から日が落ちるまで大阪にいた。電車から垣間見る桜並木の全てが満開だった。今日はYさんのピアノリサイタルがある。自転車で行きたいので、それまでに雨が止むように祈っている。

YちゃんとKちゃん、R君が午後1時頃やってくる。KちゃんとR君は来週の日曜日まで一週間滞在する。今日は一旦荷物を置いてからロームシアターへ向かうそうである。

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毎日忙しい。それはいいのだけど、家が散らかり放題なのが辛い。少しずつ片していても他の人たちがまたカオスへ戻してしまう。

Dürerの動物シリーズの木版画エッチングではなかった)を眺めるのが今の楽しみとなっている。

Rhinocerosはかなり影響力が大きかった作品みたいで、英語版のwikipediaに記事がある。

Dürer's Rhinoceros - Wikipedia

16世紀初めに制作された作品なので、実際のサイとは違う。鎧をつけているみたいでかっこいい。

Stilled

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日曜日の午前中、Yちゃんに付き添いで物件を見に行った。

3件見たのだが、その中に彼女がずっと気になっている家があった。平屋で西陣織の工場にもなっていた家である。家主の方は平日は仕事で不在なので、やっとみられる、とYちゃんが楽しみにしていた。

その家には最後に訪れた。外は普通の平屋の町家という印象だったが、中に入ると思ったより天井が高く広々としていた。築120年ではないか、と言われているそうである。あまり改修はされておらず、井戸があったり、提灯を仕舞って置く箱が備え付けられていたり、と意匠が所々に見られた。

ロフトが2箇所あった。そのどちらにも立派な織り機が置かれていた。その形状が美しいので写真を撮らせて貰った。私にもかなり居心地の良い空間だった。

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今週末、Yちゃんのご主人のMさんと訪れるそうである。

 

Captured (Barely)

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オランジェリー美術館へは20回位訪れた。パリにいる間、自分のための記録として「睡蓮」を写真として収める事が出来るだろうか、と考えていた。全体を捉える事は勿論不可能なので、せめて断片だけでも写真に残し、持ち続けられないかと思い、アングルを変えて撮っていった。ほんの一部だけど、自分の持つ睡蓮の印象に近い写真が撮れた。

昨日庭師さんが来て、庭の草抜きと無駄な枝を落として行かれた。帰国する直前、雑誌の出版社に送付するために写真を送って欲しい、と頼まれていたのだが、まだしていなかった。庭師さんも自ら全体の写真を撮っておられたが、彼も植物の写真は苦手、とおっしゃっていた。

庭師さん一家は先月京都へ引っ越して来られたばかりである。彼の自宅がある岩倉からここまで15分で来れるそうである。庭師さんが手前に植えているススキ数種を整えている間、私もデッキに座り込んで話をした。

庭師はあまり自分のエゴを投影してはいけない、という事をおっしゃっていた。庭へは新たに植物を植えたり、と自分で手を加えていく人が多く、仕事を終えられてからも年に一度、剪定を頼まれたらいい方らしい。私の母は自分の庭にかなりの種類の植物を植えているので、よく株分けをしようとしてくれるけれど、私は庭師さんに全面的にお任せしているので、調和を乱したくないからいつも断っている。ここの庭は家と私の作品を踏まえて作って貰ったのだから、私は何も手を加えたくないのである。

今年度から京都大学勤務になられた建築士さんの話になった。7年前ここの設計をお願いして以来、目覚ましい活躍をされている。庭師さんは建築士さんの事をとても尊敬しておられる。「よく彼をネットで見つけ出しましたね。今思えば青田買いですよね。」とおっしゃっていた。先日パソコンに入っているドキュメントの整理をしていた時、建築士さんから頂いた、家の資料を見つけたので読んだ。本当に詳細にいたるまでよく調べられていて、時間と手間をかけてくださっていたんだな、と感動した、という話をした。

こちらへ戻る直前にGivernyへ行った事を話した。開園するにあたって、あまりまだ花をつけている木が少ないため、やっつけで花が庭中に植えられていたのだが、その中にパンジーが大きな部分を占めていて、かなりがっかりしたのだった。庭師さんもパンジーが嫌いだそうで、なんか想像がつきます、と笑っておられた。パンジーの原花である三色スミレはお好きだそうで、それに纏わる話をしてくれた。それについてはまた次の機会に話そうと思う。

庭師さんが帰られてから庭の写真を撮った。やっぱり上手く撮れなかった。

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being disorderly

瑞麗さんと大阪にいる。

Yちゃんは実家へお昼頃向かった。9日にR君たちと一緒に京都へ戻ってくる。京都の家には前夫とサンフランシスコから来ている友人が泊まっている。

此方へ戻って来てからずっと出てばかりしている。家の中のどこもが混沌としていて、嫌になっている。今週は日常を形作るようにする事にしようと思っている。そうでないと、いて欲しくない人と、家の中の無秩序に気がおかしくなりそうになる。

タスクは終えた

家に着いた時には午後1時を過ぎていた。

Yちゃんと瑞麗さんたちも家にいた。お腹が空いた、と言ったら、Yちゃんがカップ麺を作ってくれた。でも3分の1は瑞麗さんに取られてしまった。

雨が結構降っていたので、家を出る事を躊躇していたら、Yちゃんが一緒に行くよ、と言ってくれたので、出かける勇気が出た。区役所へ行き、手続きをして書類を貰い、龍玖の学校へまず行った。その後瑞麗さんの通う学校へ向かっている途中、あぶり餅のお店の前を通りかかった。疲れていたので、休憩をする事になった。

すごく近所に暮らしているにも関わらず、立ち寄るのは初めてだった。雨が降る様子を眺めながらYちゃんとお話しをした。良い時間だった。

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その後、瑞麗さんの通う学校へ行った。前回聴講生でお世話になった時の校長先生が応対をしてくれた。

もう今日のタスクは終えたので、寝たいのだけど、Yちゃんにもう少し起きておくように、と言われた。

 

 

まだアムステルダム

飛行機が出ない。

貨物室の空調の調整にかかっているそう。

後20分はかかるらしい。

関空への到着があまり遅れると困る。

でも乗客さんたちは楽しそう。

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update

今のアナウンスでは、空調を直すのは諦めて、貨物の一部を下ろすそうである。

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update again

やっと出れるとのこと。

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Eamesのドキュメンタリーを見ていた。楽しそうに仕事をしていた。

 

昨日観た本

昨日図書館でクラナッハ木版画の写真集を見た。さすが宗教画職人だけあって、物凄い数の作品が載っていた。

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お弟子さんの作品に微妙な可愛さがあった。

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 帰ったらクラナッハの展覧会へ行くのを楽しみにしている。 

後1時間

次のフライトまでの待ち時間が、3時間半なので、のんびりしている。朝早く出なければ行けなかったけれど、乗り継ぎで時間があるのはいいな、と初めて思った。

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オランダ人は英語を話す時、すごく楽しそうである。私たちは世界共通語の英語をこんなに流暢に話します、というような自信に溢れている。飛行機の中で、非常口の近くに座っている乗客に、冗談を交えながら英語で説明をしていた。空港では、売店のお兄さんが各お客さんに同じジョークを繰り返し言っていた。みんな楽しそうである。隣に座る女性は「コンドルは飛んで行く」を大きな音量で聞いている。

もうすぐ搭乗が始まる。

 

帰国当日

余裕をやっぱり持てない出発だった。

スクーターと食料品をYさんのアパートメントへ届けに行った。日本茶をご馳走になりながら、この3ヶ月の事を話した。もっとアートの話をしたかったけれど、時間がなかった。夏にご実家のある京都へ一時帰国されるので、その時に会いましょうと言ってお暇した。

帰ると既に午後11時を過ぎていた。相変わらず寝過ごすのが恐く、何度も起きてしまった。朝すごい量のゴミを遠いゴミ捨て場まで持って行った。

UBERに乗り空港バス停へ行った。スケジュールが古かったのと、場所が少しずれていたので、1本バスを逃した。でも空が丁度綺麗な時刻だったのでまあいいか、と思った。

次はアムステルダムで。

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資料を待ち構えている

映画、舞台の図書室で資料を一つ頼んだ。退室は出来たけれど、IDカードを返して貰えなかった。午後4時半に資料が届くので、それまで渡り廊下で時間をやり過ごしている。

地上階の図書室で本が6冊待っている。午後6時に閉まるので、出来るだけ早く戻りたい。