lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

In the knickknacktory

今日も昨日に引き続き雨である。

龍玖が小学校の修学旅行で買って来てくれた、小さなpapier-mâchéの犬が棚の縁に座っている。3年近く同じ場所に、他の細々とした物と一緒に違和感なくここにいる。

f:id:lulu_bataille:20170510110112j:image

昨晩は龍玖と2人だけで過ごした。食後の勉強の後、龍玖の希望で午後10時過ぎに北大路にある書店へ2人で行き、問題集を購入した。苦手な国語の読解問題の克服のため、問題集を手当たり次第にさせている。中間テストで少しでも効果が出て欲しい。

瑞麗さん修学旅行へ行く

今朝バスで旅立って行った。

1泊2日の旅である。愛知県にある島に行き、地引網漁をして、旅館に泊まり、明くる日は名古屋へ移動して、何某ランドに行ってから帰途に着く。一斉メールで校長先生から報告が数回来る事になっている。ロンドンにいる時に6泊7日の卒業旅行へ行った時の事を考えると、今回は気が楽なのでは、と思うけれど、今朝の朝食時や、バスに乗っている様子を見るとかなり緊張していた。楽しんで来てくれればいいな、と思う。

f:id:lulu_bataille:20170509135415j:image

龍玖は後2週間足らずで中間テストがある。昨日の夕方、気分転換になるかと思い、外出する前に庭の草木への水やりを頼んだ。瑞麗さんの体操服などを買いに行ったり、用足しをしてから約1時間後に帰宅したのだが、まだ水やりをしていた。虫を見ると手を休めて観察していたそうである。彼は特に虫好きでもないので、ただ現実逃避をしたかったのだろう。

やらなければいけない事が山積みである。逃げたいけれどそういう訳にも行かない。でも逃げたい。

 

筍カレー

Iさんのお招きで森林食堂へ行ってきた。

ずっと行きたかったのだけど、機会がなかったので、お誘いを受けた時は2つ返事で承諾した。とても人気のお店だそうで、予約をしておいた方が良いらしい。お店に到着すると、ソファーが置かれている奥の部屋へ通された。

カレーは数種類あり、半がけもお願いする事が出来る。Iさんが頼んだ「鶏とほうれん草のカレー」と「筍のキーママレー」の半がけに筍ソテーのトッピングが美味しそうだったので、同じものを注文させて貰った。

カレーが運ばれて来た時、その盛り付けの美しさに驚いた。食べても見た目に負けない位美味しくて感動した。沢山食べたのに重くなく、すっきりとした気持ちでお腹が一杯になった。

f:id:lulu_bataille:20170508173153j:image

昼食後、Iさんが開店時に手伝っていた、彼の友人のブリティッシュデザートの店へ向かった。お薦めの芋と小豆のディプロマットをいただいた。少しプディングのようなテクスチャーでこちらもすごく美味しかった。私はブレッドプディングが大好きなので、オーナーの女性にお店に出す事はあるのか訊ねたら、冬によく作る、とおっしゃっていた。もうすぐ旬のrhubarbのケーキを作るそうである。

f:id:lulu_bataille:20170508173246j:image

Iさんから先日「喫茶去」に入れなかったお詫びとして、そこのスコーンとジャムを頂いた。とても美味しそうである。

 

 

 

パンを買い散歩する

昨晩Iさんが岡崎にて行われるパン屋さんのイベントをFacebookでシェアしていた。気軽に「Interested」と押したら、数人の人が「いいね」をしてくれたのでちょっとびっくりした。

今朝ライターのMさんが「もし行くなら。」とパン屋さんイベントへお誘いしてくれた。Hちゃんを送り出し、家の掃除をしたりして遅くなってしまったが、自転車で岡崎へ向かう事にした。Rohm Theatreの前で自転車を停めた。Mさんはすぐに見つかった。売り切れてしまうかもしれないので、先に購入をお願いしていたパンを貰った。北山近くで営業を定期的にされているタコスバンがいたので、そこで瑞麗さんへのお土産のブリトーを購入した。北区では毎週金曜日に同じ場所で営業されているそうである。お腹が空いていたので、岡崎通にある中華料理店で昼食を摂った。

Mさんは、天気が良いから聖護院の方まで歩き散策してから帰途に着く、とおっしゃったので、私もお伴する事にした。自転車を押しながら、Mさんと北上していった。聖護院を通り過ぎてから、Mさんの仕事場の近くまでやって来た。

その周辺へは殆ど行く機会がなかった。Mさんの好きな通りを見せてもらえる、という事でついて行った。敷地内に入るとステンレス又はアルミ製の外壁を張られたタンクがあった。そしてレンガ造りの建物、続いてMさんが気に入っているという、薄いエメラルドグリーンの外装を施された古い木造の建物があった。街中では見かけない、山荘のような印象を受けた。

連休最終日なので、人影はあまり見られなかった。今日はここにはいらっしゃらないだろう、と思っていたので行ったのだけど、それでも建物の周辺を通り過ぎる時は緊張してしまった。門を通り、外へ出てからMさんとお別れした。本当に気持ちの良い日だった。

 

 

お休みの終盤

本当にもう直ぐ雨が降りそうな空である。

*他の事は予定通りだったが、「喫茶去」は満員で入れなかった。AさんとHちゃん、D君も来てくれたので、Mさんと私たち3人の7名でヴィガンカフェへ入った。私たち3人は食事は済んでいたが、後の4人はまだだったので丁度良かったかもしれない。思いがけず楽しい夕食/カフェの時間を過ごした。

f:id:lulu_bataille:20170506224140j:image

Hちゃんが今晩家に泊まる事になった。2人でいる時はずっとフランス語で話している。とても楽しそうで良かった。

明日は連休最後の休日である。Hちゃんはサッカーの練習が明日の昼からあるので、朝食後家へ戻る。龍玖は午前中勉強してから友人と会うらしい。瑞麗さんは火曜日の朝修学旅行へ出発するので、明日は持ち物を用意して、買い物へ行く事になっている。昼からはフィナンシエを焼く約束をしている。明日はゆっくり出来ればいいな、と思う。

庭師さんは苔が庭になじむ様に土を埋めておられた。庭は良い感じに収まっている一画が増えてきている。その一画を眺めていると、嬉しくて頬が思わず緩んで来るのである。

f:id:lulu_bataille:20170506224102j:image

 

 

4分の1

今日も1日長かった。

菖蒲湯を今年も入れた。

明日は家で朝食を摂ってから散歩をする。お昼を外で頂き、母と妹は大阪へ戻る。午後3時に庭師さんが苔の手入れをしに来られる。3人で夕食後、ライターのMさんと、Iさん主催の京旅籠むげんでの「喫茶去」へ行く事になっている。

1年の4分の1が既に過ぎた。

Mさんから教えて貰った本が今日届いた。都市照明についての著書である。

 

掃除1

今回は母宅の居間と和室を清掃する。抗アレルギーの薬を1月から服用しているので、京都では平気なのだが、ここではくしゃみが止まらない。

居間はかなり片付いた。

妹宅に戻ると、義弟の部屋以外は整然としているので安堵する。

f:id:lulu_bataille:20170504101140j:image

 

 

 

蓮の墨絵

ライターのMさんと一緒に夕食を摂った後、圓徳院へ向かった。私は自転車で来ていたので、四条木屋町辺りにある駐輪場に停めようとしたのだが、ことごとく満車だった。川端通を入ったところにある駐輪場でうまく一台分空いていたので、自転車を停める事ができた。そのまま石塀小路を抜けたところにある圓徳院へ向かった。

 f:id:lulu_bataille:20170503025058j:image

 f:id:lulu_bataille:20170503151545j:image

趣きのある石畳の小路が続き、少し感動しながら歩き進んでいたのだけど、ある一角に来るとクリスタルなどを置いた、現代版のお土産店が並んでいた。そこを更に越えると圓徳院への入口が見えてきた。

入場料を支払い、中に入った。ライトアップされた庭を前にして、そのあまり品のない照明を眺めながらお話しをした。AさんとBさん一家はとらやの喫茶室のすぐ近くに住んでいる。Mさんは時々彼らとその喫茶室へ行くそうなのだが、その度に読んでいる本の主題が、都市での夜間照明というテーマらしい。

 

 

Fondness

割れたテーブルランプの傘代わりに、応急処置でトレペを巻きつけた。漸く制作に取り掛かれるようになった。

自分の好きな物たちに囲まれている。どちらの方向を向いても目に入ると煩わしい、という事がない。アトリエにいると本当に幸せな気持ちになるのである。

f:id:lulu_bataille:20170503022233j:image

龍玖が「お父さんはおばあちゃまに『ここにあるものを持ち出してはいけない。と私が言っている。』と言っているのを聞いた。」と言ってきた。そんな事は一度も言っていないし、むしろ早く全部持って行って欲しい、と言い続けているのに、あちらの都合でここに置いたままにして欲しい、と頼んで来たにも関わらず、いつものように脳内変換されているみたいである。私の母に「前夫はジャイアンみたいに『俺のものは俺のもの。のび太のものは俺のもの。』の心持ちでいる。」と話した。すると「それで縁を切ってくれるのなら全部くれてやりなさい。」と言われた。本当に愛着があるのは20年近く所有しているEamesのロッキングチェアーとミニテーブル2点、サイドボードに載っているオブジェのうちの数点、そしてこのアトリエにあるものだけなのである。「では持って行って貰いましょう。」と、早速テキストで「龍玖と瑞麗さんの服以外は何でも早く持って行ってください。」とメッセージを送っておいた。

 

委員会に出る

今年度初めての卒対委員会があった。

委員長と副委員長、会計を引き受けられたのは本当に相応しい方々だった。今日の課題は卒業式後の集まりをどこでするかだった。去年に引き続きシティホテルという案と、ここから比較的近い料亭ホテルという案があった。委員長・副委員長はどちらも下見をされていて、良い点、悪い点を書面にまとめられていた。その事について話し合う前に、去年の委員会の方々が来られて、資料を見ながら1年の流れを語って行かれた。前委員長はずっと学校の役員も勤められていた人だった。きっぱり物申す人で緊張しながらお話しを伺った。場所について現委員長が訊ねたら、シティホテルで開催すればステイタスになるというのはありますよね、と言っておられた。その話に少し驚いた。

前の方々がお帰りになられた後、場所を決めるために話し合った。地域の会館で一人1600円で済ませた龍玖の時でも、本当に良い集まりになった事を述べた。料亭ホテルの方がメリットが大きい、という事でそちらに決まった。ホテルでの開催だと料金が一人4000円かかるそうである。料亭ホテルで開催すると1200円位安く抑えられるので、その分で去年は取りやめになったタイムカプセルを復活させる事になった。話し合い中も終始和やかな雰囲気だった。名前と顔が一致する人が数人しかいないので、早く覚えようと思う。

Workshop + Photography

夕食後、片付けをしていたら眠くなり、床に寝転んだ。気がついたら午前1時だった。

昨日はいつもと同じ時刻に起きて2人分のお弁当を作った。午前8時に2人が来て、撮影に使うおもちゃを集めてからワークショップの会場がある岡崎へ自転車で向かった。2人は絶好調な様子で喧嘩をし続けていた。結構家から距離があったので、瑞麗さんは愚痴を呟きながら龍玖に悪態をついていた。

2人のやりとりをずっと聞き続けていたので、岡崎に到着する頃には私もさすがにウンザリしていた。ワークショップの行われている教室に到着すると、少し開始時間を過ぎていた。席に着いている参加者の顔を見渡すと、Lちゃん以外は小学校低学年のお子さんばかり、龍玖はただ一人の中学生だった。不安と不満を混ぜた表情の2人を置いて、Yさんと教室を後にした。

京都国際写真祭の会場が開くまで時間があるので、Rohm Theatreへ赴きStarbucksへ入った。本当は上階にあるカフェを目指していたが、お茶だけは無理そうだったので入らなかった。3階にある席では本が読めるし寛ぐ事が出来る、とYさんが言ったのでエレベーターで向かった。

Yさんによると、いつもは静かにコーヒーを愉しむ人たちしかいないらしいのだが、今日は広場でイベントがあったせいか、こどもとお母さん、というグループがいくつかいた。ソファー席が空いていたので、そちらで落ち着く事にした。辛うじて「大」とわかる角度の大文字山を眺めながらYさんと話をした。

午前11時を過ぎたので、会場を廻る事にした。YさんはRohm Theatreの事務所に用事を済ませに行っている間、本棚を巡って目に付いた本を取り出して眺めていた。手に入りにくそうな洋書もたくさん置かれていた。

自転車に乗ってまず両足院へ向かった。ここの展覧会が私にとってはメインで後は特に興味はなかった。建仁寺周辺は観光客でいっぱいだった。両足院に来るのは初めてだった。毎年ここは会場として使用されるらしく、フリーパスを購入しているYさんは数回来た、と言っていた。Yちゃんもロンドンへ戻る前にここに来ていて、展覧会の感想を聞いていたので、どんな感じなのかは想像していた。Yさんの友人は「書が良い。」と言っていたそうで、実際に床の間に掛かっている書と、蓮の葉と食虫植物の花のオブジェが写真より良かった。作品を見た後でお庭に出させてもらった。

f:id:lulu_bataille:20170501032332j:image

f:id:lulu_bataille:20170501032426j:image

f:id:lulu_bataille:20170501032455j:image

f:id:lulu_bataille:20170501032531j:image

f:id:lulu_bataille:20170501032601j:image

f:id:lulu_bataille:20170501032628j:image

雨が降った明くる日という事もあってか、緑がとても綺麗だった。

5月下旬に半夏生の庭園が公開される。今年は是非行ってみたいと思っている。

 

続きます。

Downtime

3人を送り出して脱力している。

雨が急に降り出したので、急いで窓を閉めて回った。今は晴れ間が広がっている。

次に2人がこちらへ来るのは5日になる。今朝、前夫に洋服を持って行くと言われて、来週こちらへ持って来るならいいよ、と言った。それはダメだ、服の持ち出しはしない、と言われたので、2人は成長期であまり数がなく、現在持っている服の殆どはこちらが購入したものなので、そちらへ持って行きっぱなしだとここで着る服がなくなる、と返した。結局明日ワークショップへ行く時に着る服だけ持たせる事にした。

ここを出る直前までいいがかりをつけられたりしていたが、とりあえず終わった。今後は用件についてだけテキストでやりとりする。

明日は京都国際映画祭のワークショップに龍玖と瑞麗さんを連れて行く。朝ここに立ち寄る事になっている。もちろんLちゃんも参加する。午前9時から午後5時までの8時間でどんな映像が出来るのか、楽しみにしている。3人がワークショップに参加している間、Yさんと写真展を見て廻る事になっている。行こうと思っていた旧淳風小学校での展覧会は時間がなく見れなかった。

これから自分の生活を整えて行く。龍玖と瑞麗さんと離れる時間が出来るのは寂しいけれど、一人の時間を大事に使うつもりである。