lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

散読に散読を重ねる

午後5時過ぎに畳の上に寝転んだら8時半まで眠ってしまった。

お昼過ぎに近所のスーパーで買い物をしていた。4年前に厚生委員会で一緒だったお母さんがいたので、少し立ち話をした。彼女の娘さんが瑞麗さんと同じクラスにいて、先日の日曜参観の体育の時間中、瑞麗さんと2人で大活躍をしていた、とおっしゃっていた。上の息子さんは高校一年生で府内でトップの公立高校に通っておられる。「龍玖は読みたい本が無くて困っている。」と話し、「何かお奨めの本はありますか。」と訊ねた。「椎名誠はどうかしら。」と答えられた。読みやすいが文章はしっかりしているそうである。早速インターネットで図書館に「あやしい探検隊シリーズ」と「走る男」の予約を入れた。マウジーさんに奨められたスウェーデンの作家の推理小説もついでに予約した。読みかけの本が複数あるので、そちらを先に読み終えるべきなのだが、マウジーさんの本の読後評を聞いたら読みたくなってしまい、誘惑に勝てなかったのである。

京都府内の公立、私立高校の説明会とオープンキャンバスが6月と7月、8月と行われる。そのうち2校だけ龍玖と一緒に訪れるつもりでいる。Yちゃんのテキストの翻訳も近日中に終わらなさければいけないし、来週末にはTOEICのテストがある。それからアルバイトがもうすぐ始まるのでかなり忙しくなる。

制作はどうなるんだ、と思われるでしょうが、そちらもやります。

 

 

 

 

Longing for coffee

憧れているCoffee Fliter Standがある。

The Clerk Pour Over Standthecoffeeregistry.com

フィルタースタンドの隣に並べた様子を想像して楽しんでいる。私のコーヒーに対する思い入れは何時まで続くか分からないし、これを購入するくらいなら、骨格模型をまず手に入れたいので、この家に来る事はないと思われる。

骨格模型も欲しいモデルが決まっている。

スタン・標準型人体骨格模型,直立スタンド|等身大骨格模型

これは2階の床の間に置く予定である。

といった感じで夢は広がっていく。

Coffee filter holder

コーヒーのフィルターはカバーラックの中で収まりが悪く、保管しにくくて困っていた。妹とD&DEPARTMENTへ行った時、フィルタースタンドを見つけた。歓喜して他の買おうと思っていた物は止して購入した。家に戻って直ぐキッチンの窓際に置いてみた。

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繊細だけどしっかり作られている。フィルタースタンドが入っていた蝋引きの包装紙の中に、「日の出製作所」と書かれた名刺を見つけた。ネットで調べてみたら、自動車部品を作っておられるらしい。なるほど、と思った。コーヒーを飲みながら眺めていると幸せな気持ちになった。

とある日曜日

午前10時半に日曜参観が行われている、瑞麗さんの学校へ妹と行って来た。本当は1時限目の体育の授業を観たかったのだが、前夫が行く、と行っていたので止した。3時限目は国語の授業で討論会だった。瑞麗さんは妹が京都に来ている事を知らなかったため、妹の姿を見てすごく驚いていた。

議題は「思い出を残すには動画より写真の方が良い。」だった。クラスは肯定派と否定派、そして審判という3グループに分かれていた。司会の女の子の進行で討論会は粛々と行われていた。瑞麗さんは否定派だったが、記録係と言う事で発言はしなかった。結局のところ、写真を支持する子が圧倒的だったのだが、ディベートなので、否定派に入れられたらその立場を貫かなければいけない。そのような場にまだ慣れていないので、四苦八苦していた子も多かった。授業の最後に記録を担当していた、瑞麗さんと子供の頃仲が良かったT君に先生が意見を求めた。彼は「否定派の反論の意見の内容が薄い。」という感想を述べていた。

4時限目は避難訓練だった。保護者が子供を引き取らなければいけない事になっていたので、前夫に連絡を入れて私の代わりに来てもらう様にした。私と妹はそのまま家へ戻った。

昼食を摂った後、妹は堺へ戻って行った。

龍玖が午後3時頃やって来た。水泳の授業で着る水着が必要なので買いに行く約束をしていた。ライターのMさんに彼女のノートブックをお借りしたい、とお願いしていたのだが、Mさんはわざわざ北大路まで持って来てくださり、駅近くにあるアイスクリーム屋さんで待ち合わせをした。水着を購入してからMさんのところへ向かった。龍玖も便乗してアイスクリームを一緒に食べた。3人でビブレへ行き、Mさんとお分かれした。

帰宅し龍玖を金閣寺の方へ帰した。自転車に乗って四条烏丸にある眼鏡店へ新調した眼鏡を取りに行った。その他所用を済ませて家に戻った。

 

 

髑髏/人形展

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髑髏展を観に春秋山荘へ妹と行って来た。

山科の山奥深くにある茅葺屋根の家がそうである。以前はレストランだったが、「夜想」を出している出版社が買取り、ギャラリー又はイベントスペースとして使われている。

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人形展も同時開催されていた、というか、展示された作品を見ていると、そちらの方がメインではないか、という印象を受けた。

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薄茶と「聚洸」の誂え茶菓子を頂いた。この展覧会仕様の髑髏菓子となっていた。完璧な美味しさで、さすが聚洸さんのお菓子、と思った。

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他の人たちと囲炉裏をぐるりと囲んで座った。茶碗は展示・販売されている物を選んで使わせて貰った。私の選んだ茶碗は「黒髑髏茶碗」と書かれていたが、茶碗をくるくる回しながら拝見しても髑髏らしきものは見当たらなかった。妹の茶碗には塒を巻いた蛇や髑髏など立体的な凝った細工が施されていた。

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ギャラリーは個性的な出で立ちの人たちで賑わっていた。山荘を出た後、少しだけ辺りを散歩した。

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竹林が凄く綺麗だった。

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Mさんと食事+お茶を頂く

ライターのMさんが夕方家に来てくれた。

梅雨の季節に西方寺へ苔を観に行きましょう、と言っていた。しかしながらMさんは、7月から約二ヶ月間ヨーロッパへ取材へと旅立たれてしまう。おそらくそれまでに時間は取れないだろう、と言う事で、代わりに家へ苔観賞にお招きしたのだった。

Mさんは暫し庭に出て、木々を眺めていた。私も外に出て水やりをした。その後北大路にある韓国家庭料理の店へ向かった。ここへ来るのは去年Yちゃんと来た時以来である。色々相変わらず美味しかった。食事の後、また家へ戻った。お茶を淹れてマウジーさんで購入したケーキと一緒に頂いた。

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 続きます。

 

 

 

長い1日

朝は片付けをした。

龍玖と瑞麗さんがいると、片付けても5分も経たない内に散らかる。それを片すというのを未だに1日に何度もやっている。

草引きをしてからアルバイトの面接へ行ってきた。かなり怪しい人事課の人だった。あまりのいい加減さにびっくりして呆れてしまった。帰宅後、瑞麗さんに買い物に行って貰い、夕食を作り2人が食べている間に片付けをした。午後7時に卒対委員会へ出席するために学校へ向かった。

3年前に一緒だった人が口添えしてくださったおかげで、美術担当に自然になっていた。何か企画をするよりも私には向いているので嬉しい。2時間のミーティング後、帰宅してまた片付けをした。そして夕食を食べ損ねた事に気づいたので、バナナとヨーグルトを食べた。

ロンドンにいるYちゃんからメールが届いた。Yちゃんは虹さんで9月に展覧会をする。そのためのArt Statementの英訳を今年も頼みたい、と打診があったので快諾した。今回はいつもより長文で、説明文のような詩のような文章である。

またタイトルの意味がつかめているか確認したいので、Yちゃんと話さなければいけない。

 

静かに雨が降る

窓から入ってくる光が柔らかなので、久しぶりに寝過ごしてしまった。

Macに入っている音楽は聞き過ぎて嫌になってしまったので、英語のラジオ、若しくはYoutubeをかけたりしている。龍玖と瑞麗さんに、外国の小中学生に人気のある曲を聞かせられているおかげで、トップ50の殆どの曲を知っていた。

瑞麗さんが好きなアメリカの番組がある。瑞麗さんと同じくらいの歳の女の子がダンスで有名になっていく様子を撮ったドキュメンタリーである。ダンススクールでダントツで上手な女の子が、コンテストで踊る様子を見たSiaが自分のPVに出演を依頼した。数本のPVがあり、瑞麗さんはそれらをよく見ている。

私は"Cheap Thrills"が好きである。雑誌に書かれているこの曲の批評に"A Perfect Ear Candy"というフレーズがあった。"Eye Candy"はよく使われるが、Earは初めてだった。Eyeの方はあまり肯定的ではないというか、中身はあまりないけれど面白い、楽しいといった意味になる。Earは純粋に耳に心地よい、好きな音楽というニュアンスがあるような気がする。

 

 

 

堺の蛍

菅原神社では蛍の養殖が行われている。年に1回、2日間だけ蛍を庭に放す事になっている。見学できるのは午後8時から午後9時30分までの1時間半の間だけである。今年は6月16、17日になったと発表があった。すごく行きたいけれど、龍玖と瑞麗さんが来る週だし、金、土曜日は龍玖は塾へ行くので無理そうな気がする。

でも見たい。

庭の生態図(の一部)

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ドクダミはすっかりおとなしくなった。水やりの度、気がついたらすぐに摘み取るようにしている。ドクダミの繁殖を抑えるために植えられた芝生はもうその役目を終えているのだが、庭の手前の部分に幅広く残っている。こちらの方もやはり水やりの度に少しずつむしり取っている。

私の好きな一画には葵と水仙が植えられているのだが、最近水仙がその繁殖力を駆使して葵のテリトリーを侵し始めた。奥の石蕗の横に植えられた水仙も同じく石蕗の周りを囲むように増え始めている。その様子を見て危機感を覚え、韮で言えば20束分の水仙を引き抜いた。水仙は庭からいなくなってもいい存在だと思っている。白い花だったらまだ良かったのだが、黄色いのでよけいに嫌なのである。

ガクアジサイは満開を迎えている。

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ニュースを聞く

 ニュースを全く読んでいなかったので、London BridgeとBourough Marketで起こった事件の事をついさっき知った。昨日サンフランシスコに住む友人のヤンちゃんが、安否を気遣うメッセージをくれたので、マンチェスターの事件の事か、と思っていた。BBC若しくはPRIを昼間家にいる時は流しているだけど、この数日は外出していて聞いていなかった。Bouroughの辺りは観光客が特に多い地区、という印象があるけれど、実際に被害に会われたのは外国籍の人が多いと聞く。

 

 

日曜日、2人が戻って来る

午後から用事があり、帰りにマウジーさんへ立ち寄りケーキを購入した。観光案内をしているY子さんの友人の女性がいて、観光業界について少し立ち話をした。

龍玖と瑞麗さんが午後5時半頃やって来た。龍玖は5分間だけ休憩した後、塾へ模擬試験を受けに向かった。瑞麗さんと私は近所のスーパーへ買い物に出かけた。来週の金曜日にまた金閣寺の方へ行くので、4日分のおやつを瑞麗さんに選ぶように、と言った。カゴを瑞麗さんの所に置いて、必要な食料品を抱えて歩き回っていたら、見慣れないおじさんが「これに入れなさい。」とカゴを渡そうとしてくれた。「いえ、カゴはもう持っているので大丈夫です。」と言って断った。このお店では再雇用の60代後半から70代の人が数人働いている。朗らかな人柄の人が多い。いかにも地元のスーパーと言った感じなので、瑞麗さんも私もここへ買い物へ来るのが好きである。

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お店を出ると随分日が傾いていた。家に戻り夕食の用意をした。瑞麗さんは夕食後、音読ドリルをやっていた。金子みすゞの詩が載っていたので音読してくれた。瑞麗さんを午後9時半に布団に入れて台所を片していた。龍玖は午後10時過ぎに帰ってきた。今朝は英検準一級の一次試験があったので、彼にとっては試験漬けの1日だった。月曜日は振替休日でお休みだからなのか、機嫌が良さそうなので安堵した。

明日も天気が良いらしい。

 

土曜日、諸々のこと

龍玖の学校へ行ってきた。教室がわからず、4階建てのメインの校舎をくまなく歩き廻ったが見つからなかった。制服のリサイクルのカウンターで、知り合いのお母さんがお手伝いをされていたので訊ねたら、別の小さな校舎のさらに裏にある建物だ、と教えてくれた。教室に辿りついたら、ちょうど最後の3限目の授業が始まるところだった。道徳の授業で、「誕生日」がテーマだった。担任の先生がご自分の生まれた日時や身長、体重が書かれたページがスライドで出てきた。彼の髪の様子から40代半ばと思っていたので、まだ30代前半と知り衝撃を受けた。彼の専門は体育だが普段は穏やかで親しみやすい人柄なので生徒さんから慕われているそうである。ただ体育の授業になるとスイッチが入るらしく、バレーボールの授業でボールを受け損ねたりした時など「おまえは人間として失格だ。」というような事を言いながら凄い勢いで怒るそうである。サーブは上手だけどレシーブが下手な龍玖は「失敗すると本気で怒ってくるので、怖い。体育の授業を休みたい。」と言っていた。「誕生日の日には親に感謝をしてみましょう。」と言って授業を締められ、3時限目は終わった。

受験の説明会のため、体育館へ向かった。進路指導の先生の話し方がとても穏やかなので、眠くなってしまい大変だった。受験においての点数の付け方が漸く理解出来た。行きは傾斜が激しい丘を上がらなければならず時間がかかるが、帰りは凄い勢いで坂を降りていけるので、行きの半分の時間で家に到着した。

夕方Yさんと烏丸鞍馬口にあるインド料理店で落ち合った。今回もミールを頼んだ。Yさんもお気に召したみたいで、京都で一番美味しいインド料理店かもしれない、とおっしゃっていた。食事の後烏丸通を少し下がり、開店して間もないコーヒー店へ入った。コーヒーがとても飲みやすく美味しかった。オーナーさんは材料に拘りがあるそうで、メニューにもそれが表れていた。特別な牧草で育てられた牛から取った牛乳が自慢だそうで、その牛乳で作ったケーキ類もおすすめだそうである。

烏丸今出川の交差点でYさんとお分かれした。色々お話しして楽しかった。

 

眼鏡を買う

 6年前に買った眼鏡はフレームが壊れてしまった。修理に出したけれど、9月までかかると言われた。もう一つの眼鏡では仕事へ行けないので、シンプルなデザインの眼鏡をもう一つ作る事にした。

パリにもお店があるという眼鏡専門店へ初めて入った。色々試させて貰い、お店のオリジナルのフレームの眼鏡を選んだ。目の検査で使用する機器が最新のものでかっこ良かった。店の奥には160年前に建てられたという蔵がそのまま残されていた。蔵の中央に日本文化研究者のアレックス・カーと誰かの共同の書が屏風に仕立てられ、展示されていた。アメリカで彼の著書を読んだ事を思い出した。電信柱と電線は悪だ、と何度も言っていたような気がする。眼鏡の出来上がりは一週間後だと言われた。

明日は龍玖の学校の授業参観と公立高校受験説明会がある。京都の公立高校の受験のシステムは最近大幅に変更になった。教育委員会のウェブサイトを読んで、大体どういう流れか理解しているつもりだけど、念のため聞きに行く予定にしている。土曜日の私のタスクは午前中までである。瑞麗さんは前の学校の卒業パーティー/発表会へ彼女の父親と行く事になっている。日曜日は龍玖は午前中に英検の一次試験、夕方から塾で模試がある。龍玖と瑞麗さんは日曜日の夕方から家に来る事になっている。あちらのおばあちゃまは月曜日に帰国する。