lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

静かな雨

今朝物音がして飛び起きた。階段を降りて行くと、ちょうどyちゃんの乗ったタクシーが去って行くところでお別れが言えなかった。静かな雨が音を吸い取っていたから目が覚めなかった。

昨晩は疲れているのに私が帰るのを待っていてくれた。yちゃんはコンビニでつぶ貝やピリ辛きゅうりなどの、おじさんが好みそうな惣菜を買って来て、瑞麗さんの夕食に付き合ってくれたらしい。

瑞麗さんは布団の中から「おかえり。」と言ってくれた。今朝はいつもより機嫌が良くて私は救われている。

今日から1週間はまた2人だけの生活である。16日からお客さんが来る。西芳寺の拝観の予約は既にいっぱいで取れなかった。20日からの予約はキャンセルになった。

yちゃんは来年の3月末に京都へ戻って来る。その前に何かあれば来る、と言っていた。

今度の家にもモンパルナスやアトリエの「箱」が取り入れられるそうである。モンパルナスのアパートメントの最初の箱は、ベッドが天井にとても近かったので、雨が降るとまるでボートに乗っているような気持ちになった。

あの箱が京都にも出来るんだ、と思うと、とても嬉しい。

瑞麗さんは銭湯へ行く

昨日、所用を済ませた後、嘯月で注文していた和菓子を取りに行った。瑞麗さんは塾へ行き、やはり所用をこなしたyちゃんが戻って来たので、コーヒーを淹れてお菓子を一つずつ戴いた。それから自転車でyちゃんの家を見に行った。

yちゃんが作った合鍵で問題なく鍵は開いた。電気をつけて家のツアーをしてもらった。改修次第で様がわりする大きな可能性がある家という印象を受けた。yちゃんの希望を色々聞いたので、かなり他の家とは一線を画した家になるのだろうな、と思った。

家を見た後、瑞麗さんを迎えに行き、そしてF君たちの家へ向かった。瑞麗さんは自転車を走らせてすぐ英語モードになり、怒り始めた。F君宅に到着してもみんながいる2階へは行かず、1階で宿題をしていた。そして私の側へ来て「宿題がかなりあるので早く帰りたい。」と言い続けていた。

スイスから来たアーティストの男性が一人食卓にいた。総勢9人で食事が始まった。あさりのお味噌汁と木の芽の入った茹で豚サラダが美味しかった。いちじくが盛られた皿がとても綺麗だった。フランス語が出来ない私の為に、F君たちのお母さんのSさんが日本語で会話をしよう、と提案くれたので話す内容が分かり楽しかった。

ずっと機嫌の悪い瑞麗さんだったが、3人姉弟の一番下のYちゃんが瑞麗さんを銭湯に誘ってくれた。お風呂から帰って来た時にはかなりご機嫌になり、後は3人と楽しそうに話していた。

帰りは自転車のタイヤの空気が無くなった瑞麗さんは、またずっと怒りながら英語で小言を述べていた。その延長のまま、帰宅しても殆ど話さずに布団に入ったのだった。

難しい事

瑞麗さんは昨日すごく怒っていた。

yちゃんに「激しい感情の波に思い切り晒されている。何をしても否定されてしまう。彼女の気持ちに添うようにしようとしているのに出来ていない。すごく難しい。」と話した。

そうしたら「それは自分自身にも感情があるからだよ。」と言われた。

彼女のその感情の揺れをもっと理解する事が出来れば、傷つけ合うことも少なくなるのではないか、と思う。

そばにいても簡単ではないのに、見えない人だと本当に至難である。

でもすごく知りたい。

 

had a low key gahtering

昨日から来ていたLちゃんと瑞麗さん、外出から帰って来たyちゃんの昼食にオムライスを作った。

とても作りたくなったのである。

自分自身はそんなに好きと言うほどではないけれど、作るのは好きである。色々なバージョンがあるが、オーソドックスなチキンライスのオムライスにした。瑞麗さんはずっとあまり好きじゃない、と言っていたが、今回のを食べてから私が作る好きな料理ベスト5に入った、と言っていた。

 

来年と今年のクリスマス

今年はカナダの人たちは来ないらしい。クリスマスはここですることになった。24日と25日、26日は仕事を入れようと思っていたし、クリスマスツリーは買わなければいけないしであまり嬉しくない。でも私が参加することになり、瑞麗さんは喜んでいるので、きちんとするつもりである。

来年は瑞麗さんは2週間カナダへ行く。クリスマスもお正月もあちらで過ごす予定になった。私は冬に2週間休みを取れると思うので、ベルリンまたはパリに行こうと思っていた。だけどちょっと気が変わりサンフランシスコにしようか、と思い始めている。まだまだ先の話なのでなんとも言えないけれど、久しぶりにアメリカへ行きたくなっている。

 

お休みの日

昨夜は午後11時頃帰宅した。瑞麗さんはあちらの方たちとFaceTimeで話していた。yちゃんはどこか出かけていていなかった。遅い夕食を自分のアトリエで摂っていたら、玄関に何かがぶつかる音がしてびっくりして見に行った。yちゃんがフラフラしてよろけて戸にぶつかったみたいだった。鍵穴に鍵がささらなくて困っているみたいだったので、こちらから鍵を開け迎え入れた。そのまま和室に入り、布団を敷こうとしてまたフラフラしているので、布団を敷いて寝てもらった。どんなに酔っていても家にはちゃんと帰って来るので、面白いなと思ったのだった。

今日は文化の日である。瑞麗さんが学校が休みなので、ゆっくり眠らせてもらえた。私は日勤の時は午前5時過ぎに起きる。私が仕事が休み、または夕勤の時でも、彼女が学校がある日は、午前6時にアラームで起こされるのである。

yちゃんが午前11時頃起きて来た。記憶が断片的に残っているが、どうやって帰って来たかはやはり覚えていないそうである。

yちゃんはあまり機能していなさそうなので、瑞麗さんとお風呂へ入りに行こうかと思っている。

美しきものかぎりなし

「心づくしの日本語」を読んでいる。

すごく面白い。

和歌はコミュニケーションのツールだったから、あいまいの美というものが発展したそうである。相聞歌にはそういう要素がないと成り立たないだろう。

まだ途中なので、読み終わったらまた続けます。

床暖房を入れる

1階が氷室のようになって来たので、床暖房を初めて入れた。

床が暖かいと幸せな気分になる。でもそれだけではいずれ足らなくなるので、今年は灯油のストーブを購入しようか、と考えている。

街の木々も一気に色づいて来た。

今月最初に来るお客さんはイギリス人なのだけど、どうも高校生みたいである。香港にいる親友と落ち合って来るそうで、日本は2人とも初めてとのこと。西芳寺の申し込みを代理でしておいた。予約が取れればいいな、と思っている。「美味しいレストランを教えて欲しい。」ということで、「王道が良いか、地元の人が行く店がいいか。」と訊ねたら「地元の店が良い。」と言われた。なのでリストを作って送る約束をした。

後の2組は中国からである。どちらも20代前半みたいである。新しい職場へ異動してから精神的に余裕が出て来たおかげで、きちんとお世話が出来そうなので嬉しい。

明日は仕事が休みである。yちゃんも予定がない、と言っているので、瑞麗さんと3人で何か出来ればいいな、と思っている。

 

yちゃんがやって来た

終業間際に問題が発覚し、その引き継ぎに時間がかかり帰宅が遅くなった。

家に入るとyちゃんが和室から顔を出した。疲れていたので少し横になっていたらしい。暫くお話しをしてから瑞麗さんを塾へ送って行った。

やらなければいけない用事があり、コーラスの練習は休んだ。yちゃんは商店街沿いにある銭湯へ出かけて行った。瑞麗さんを迎えに行き、帰りにセブンイレブンへ立ち寄り、夕食を購入した。yちゃんと遅い夕食を摂ってからベッドへ入った。

今朝は午前6時半に瑞麗さんと起きた。彼女は朝はとても機嫌が悪いのだけど、注文通り作ったGrilled Cheese Sandwichを食べたらご機嫌になっていた。瑞麗さんが登校した後、yちゃんが起きて来た。パンを焼き紅茶とコーヒーを淹れてキッチンで立ち話をしながら朝食を摂った。yちゃんは約1週間の滞在なので、今回はかなり忙しいみたいである。頭の中が家の事でいっぱいらしい。建築士さんと来週ミーティングをするので、それまでに考えをまとめなければ、と言っていた。

yちゃんは銀行へ向かい、私は家事を済ませてから出勤する予定である。

A night before Halloween

明日はHalloweenである。

仕事から帰って来たら、パンプキンをカービングしようと思っていたのだけれど、明日はコーラスの練習があるので時間がないかもしれない。でも中身をくり抜いて中に灯りをともし、玄関に飾りたくてたまらない。

サンフランシスコに暮らしていた時の事はそんなに思い出さないのだけど、この時期だけは懐かしく思う。日本の様にコスプレした10代、20代の人が街で戯れるだけの日ではなく、老若男女問わず仮装して街に繰り出して過ごせる楽しい日なのである。

明日の午前中にyちゃんがロンドンからやって来る。今回は1週間だけ、と言っていた。家の本契約をしたり、建築士さんと家の設計についても少し詰めて話し合っていくみたいである。

そしてもう一つ、Yちゃん自身の他に楽しみな事がある。

 

Apfelstrudel

 

出勤していた弟が用事で出かけるまで、家族5人がオフィスにいた。雨足が強くなって来る頃に今日一番のタスクは終了した。義弟が瑞麗さんを実家に連れて来てくれたので、6人で遅めの昼食を摂ってから京都へ戻って来た。

今晩はマウジーさんの開店14周年記念のパーティーが開かれていた。私は3年間、タイミングが合わず来れなかった。今年はこじんまりとしたものになる、とY子さんはおっしゃっていたけれど、お店には色々の人種の人たちがひしめき合っていた。美味しいソーセージを作っておられるカワキタ屋さんも新製品の燻製ポークや、サラミ、ゼリー寄せなどを持参して来られていた。相変わらずとても美味しかった。マウジーさんが毎年記念日に焼くApfelstrudelは絶品の美味しさだった。

瑞麗さんが疲れていたので、長居しなかったけれど、漸く顔を出せたのでホッとしている。マウジーさんは後数年でお店を閉めて北海道へ行かれるので、Y子さんのApfelstrudelを食べられるのも数回だと思われる。

Y子さんのお店にたまに来られる人がいて、私も数回お店でお見かけした事がある。その人は多分Y子さんに好意を持っていて、今夜もニコニコしながらくるくると動き回るY子さんを目で追っていた。

Y子さんのお店に出入りされる人たちは、とても個性が強い。ユニークな経歴をお持ちな人が多く、面白いお話が聞けるので楽しい。ここ暫くは時間と気持ちに余裕がないのでご無沙汰している。人にも会っていないし、iPhoneは壊れているしでとてもisolateされている様な気持ちになっている。

 

大阪へ向かう

明日の午前中に実家に行かなければいけないので、今晩から向かう事になった。明後日は仕事なので、なんとしてでも明日中に京都へ戻らなければならない。

先ほど仕事から帰って来た。今は荷造りをしている。

ゲッペルズの事を書きたいのだけど、しばらく後になりそうである。

31日にはyちゃんがやって来る。

麗美術館の事を話した。私が見た大きな石像は「トルハルバン」という済州島の神様だそうである。 

Mさんのアトリエのある村の朝の様子を撮った写真を送ってくれた。すごく気持ち良さそうである。

 

 

Shadow

ゲッペルズは前半疲れていたので辛かったけれど、後半は楽しくなって来てワクワクしながら聴いていた。

やっぱり疲れたのでまた明日更新します。

At the end of the day

一応所用はこなした。

コーラスは久しぶりだったが、音は拾う事ができた。練習は後3回あるのだが、1回は託児室の当番が入っているので、私は後2回である。

先生から今回歌う曲についての解釈を聞いていると、曲が書ける人はすごいな、と思う様になって来た。原曲を自分から聴く事はないだろうけれど、歌うのは全然嫌ではない。

明日はいよいよゲッペルズのリサイタルである。Yさんから予備知識を入れておいた方が良い、と言われたので、Kyoto Experimentから送られて来たリンク先にあるテキストを読むつもりである。その中でも七月に来日された時に催されたレクチャーのテキストが良い、とYさんが言っていた。

早めに眠って明日頑張ろう、と思う。

休日3日目

前日、前々日は公休だったが、今日は休みを取っていた。

本来は日本舞踊の奉納に瑞麗さんが出るはずだったが、私がお稽古に連れて行く事が出来ず、参加しない事になった。これからも連れて行くことは難しいので、このまま辞める事になると思う。瑞麗さん自身も好きだし、多分筋も良いので勿体無い、と思うのだけど、親が関わらなければいけないので、今の私には物理的に無理だった。

母が色々な意味で余裕がないと日本舞踊を続けるのは難しい、と言っていた意味が分かった。中学生になれば一人で通えるので、瑞麗さんのやりたいダンスを習わせようと思っている。

 

今日はコーラスの練習がある。先生の急用でお休みになったり、仕事で行けなかったりと、3回位抜けている。もうすっかり忘れてしまった。

 

先日の夕勤は一人急に休みになり、別の支店で勤務されていたベテランさんと社員さんの3人で午後10時までこなした。そのベテランさんはきっちり仕事をしてきた人で、今の職場の現状を変えようとしておられる。ユーモアのある人なので、とても楽しく仕事が出来るのである。そして初めて休憩で同僚と食事を摂りながら話をした。今の職に着いて、本当に楽しい、と思えたのは初めてだった。

妹に「いくら仕事でも何か喜びがないとダメだよ。」と言われていたけれど、きっと私の様な人間にはこんなものなのだろう、と思って過ごしてきた。今の職場に来てから笑ったり、冗談を言ったり出来る様になった。そして外国人のお客様への対応などの仕事ぶりを褒めて貰う事が多くなった。素直に嬉しいのだけど、急に奈落の底に突き落とされそうな気がするので、舞い上がったりはとても出来ないのである。

 

金曜日、土曜日は日勤である。明日は仕事が終わった後、楽しみにしていたゲッペルズのコンサートを瑞麗さんと観に行く。このコンサートの事を教えてくれた、ピアニストのYさんと娘のLちゃんも明日行かれるので、コンサートの後、合流出来たらいいな、と思っている。

 

日曜日は来年の春から始める仕事の本契約をする。場所も決まり来月から講習を少しずつ受け始めるけれど、本格的に動き始めるのは年が明けてからになる。