lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

色とりどりの鳥たち

先生が好きな授業をしても良い日が月に2回ある。

本来は40分で仕上げて片付けまで済ませないといけないのだけれど、

その後が「遊び」の時間なので、結構時間の融通がきく。

今回は私が担当して、クラフトの授業をすることにした。

予めダンボールを鳥の形に切って、Gessoを塗っておいた。

子どもたちに好きな描き方で鳥に色を入れて貰った。

目と足を付け、全員の鳥を並べた。

みんな楽しそうだったので良かった。

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葉脈が残る

葉脈のみを残した葉が欲しい、とずっと願っていた。

去年蔓を使った、籠作りの1日クラスを受けた時に、余った蔓を貰いテラスに放ってあった。葉がいくつかついたままだったのが、今朝ふっと見たら数枚の葉が葉肉が蛞蝓に食べられ、葉脈が浮き出ていた。

それらの葉を拾い、紙に挟み上に重しを載せている。

蛞蝓はとても苦手だけれど、役に立ってくれたのである。

とても嬉しい。

 

チタチタ喫茶が別の場所で再開している。

丸太町通堀川東入にある、四月まで千成食堂だった場所である。

来月の休みの日に行ってみようと思う。

 

今日も忙しかった

父の入院する病院へ向かった。

駅から5分の筈なのに、迷いに迷って35分後に着いた。

父と母が下のロビーで待っていてくれた。

すぐそばの喫茶室でいたけれど、あまりに私の到着が遅いので、

一旦出た、と言っていた。

また喫茶室へ向かい、私はコーヒーとサンドイッチを注文して食べた。

妹がやって来て、私がお土産に持って来たレンコン餅を3人で食べていた。

その後父の病室へ向かった。途中景色が見える場所で、父が道の説明をしてくれた。

「もう分かった?」と訊かれたので、「さっぱり分からない。」と正直に答えた。

帰りに妹に教わった行き方が、納得の行くものだったので、次からは大丈夫だと思う。

 

 

 

根拠はないけれど

私は誰のことも水の中へ引き摺り込みたくないし、そんなことをする能力はない。

自分自身も自ら沈んで行くつもりはないし、そして沈まないような気がする。

ふわふわとする時間はもう過ぎてしまい、今はひたすら泳いでいる。

あまり得意な方ではないけれど、

最近は泳ぎ方を色々変えてみている。

何とかなるだろう、と少し肯定的に考えている。

 

mission accomplished

教室のサマースクールで一番大変な授業を自ら受け持ってしまった。

昨日他の先生の最大限のお力添えで任務は無事遂行されたのだった。

美術館から盗まれた絵を見つけ出す、と言う内容で、プリントアウトされた

コピーより、いいか、と思い自分の作品を持って行った。

謎解きが5つ用意されていたのだが、最後のメッセージがみなさん読めなくて苦労していた。いつもだるそうにするレギュラークラスの女の子に、必死で「こう読むんじゃないかなー。」とか言ってナビゲートし、無理やり読ませて解決してもらった。

意外に子供たちは楽しそうだったので嬉しかった。

私はかなり疲れていた。クラフトの為の見本作りを黙々とマニュアル通りに作っていると、アメリカ人の先生が「いつも自分でデザインを考えて作っているのに、どうしてマニュアルを見ながら作っているの。」と訊かれた。「もうエネルギーがあまりないのです。」と答えた。

「なるほど。そうやって頭を空っぽにして休ませているんだね。」と言われた。

そのクラフトのクラスは好評だった。全員の魚たちをホワイトボードに貼ってみた。

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月曜日にはteacher's choiceをすることになっている。ダンボール紙を使った動物を作ろうと考えている。

 

興奮状態が続く

 昨日は職場で物凄く色々あった。

カナダへと旅立った瑞麗さんともテキストで応戦があった。

今日はサマースクールで一番人数が多い「探偵物」の日である。

昨日は午後8時に仕事が終わってから、準備をした。

Native English Speaking TeacherのC先生と教室長に手伝って貰い、

終わったのは午後10時だった。

帰宅したら顔を洗うのが精一杯で、帰宅途中に購入した食べ物を

冷蔵庫へ入れずに放って置いてしまった。

布団に潜り込んでも、脳が興奮状態みたいで、あまり良く眠れなかった。

今日乗り切れば、残業は続くけれど少し気が楽になる。

今晩はほんの少しだけ早く帰らせて貰おうと思う。

蝉嫌い

今朝は早くから庭で蝉が鳴いている。

クマゼミとかアブラゼミなどの声が綺麗じゃない蝉ばかりなので嫌になる。

 

職場がかなりぐちゃぐちゃになっている。

同僚が教室長補佐と言う立場もあり、私もどこまでやればいいのか分からずに来た。

昨日別の先生がBoraxの水溶液が入ったペットボトルを、自分のボトルと間違えて開けて飲んでしまった。同僚が紛らわしい所にラベルも付けずに置いてあったのも良くなかったが、それらを処分することもしていなかったし、置く場所も定まらず他のボトルと一緒になっていた。スタッフ全員が分かるようにしなければいけない、と痛感した。

切実に訴えなければ動いてくれないので、同僚が研修に行っている間に、取締役に直接収納棚を買って欲しい、とお願いすることにした。

 

明日は瑞麗さんがカナダへ旅立つ。

見送りには行けないので、彼女のお父さんに空港まで行って貰うように頼んである。

カナダの彼女のおばあちゃまの所は、一番安心出来る場所である。

自分のことで本当に手一杯なので有り難く思っている。

これは再来年に、瑞麗さんがカナダの高校へ進学した時の為の良い予行演習でもある。

おばあちゃまが困らないように、龍玖と仲良くして欲しい、と心から思う。

瑞麗さんはダイエットをするそうである。

三者懇談の時、提出物も満足に出していないと言うことを、担任の先生に言われた。

彼女の友人には自分は日本語が出来ないから無理、と言っている。夏休みの宿題だけはして欲しいので、時々確認する予定である。

もう直ぐ佳境に入る

同僚が研修へ明日から向かう。

更に物凄く忙しくなる。

昨日も結局残業をした。

サマースクールが同時に行われているため、スケジュールを組むのに手間取っている。

本当は上司がするのが一番効率的なので、同僚が研修に行っている間に一緒にやりましょう、と金曜日に伝えた。そんな訳で、スケジュールを組む時は彼の席の隣で見せながら作っている。

 

作家のNさんとフランスで会えそうである。私が彼女の家を訪問することになると思われる。ずっとお招きを受けていて行けなかったのでとても嬉しい。

後一つ、凄くしたいのが、国立図書館に行き、Dürer's Rhinocerosを観ることである。これは特別閲覧室でしか観られないため、準備に3日間かかる、と前回訪れた時に言われた。今回は滞在が6日間と短く、そして15日は図書館が閉館するとホームページに書かれていた。なのでタイミングが合うか分からないけれど、到着した明くる日の月曜日に図書館へ行って閲覧の申し込みをするつもりである。

 

今日も暑くなりそうである。

 

ceramic skull

龍玖にメキシコからのお土産にDay of the Deadの頭蓋骨をお願いした。

頼んだ直後、skeletonにすれば良かった、と後悔したけれど、龍玖に渡された包みを開けたら直ぐに気に入った。

 

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後10年くらいしたら、骨を集め始めようと考えている。

 

商店街の夏祭り

今年も始まった。

音楽が大音量で流れ始めた。

今日は家にずっといることにしているが、マウジーさんの一日カフェには行こうと思っている。マウジーさんは来年の5月に北海道へ移られる。夏祭り恒例のカフェも今年で最後になる。

瑞麗さんは今朝パリからの親しい友達とその家族と一緒に金閣寺へ行った。中学校の友人と夏祭りへ行くとは言っていたけれど、彼女の友達は明日の朝京都を出てしまうので、帰ってくるかどうか分からない。

 

瑞麗さんは午後5時頃戻ってきて、中学校の同級生とお祭りへ行って帰ってきた。明日早朝に京都駅へ友達を見送りに行くそうである。

 

マウジーさんのバナナケーキとココナッツアイスクリームは絶品だった。北海道でも自宅兼店舗で営業を続けられるそうである。旭川駅から1時間に1本のローカル線が通っている町に今家を建てておられる。瑞麗さんがカナダに移ったら、独りで行ってみようと思っている。

 

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collageを子ども達とする

漸くコラージュを授業でする事になった。

初めて行う作業に全員興味津々で、夢中で私の用意した雑誌のコピーを切り抜いていた。

一人授業中問題を起こしてしまう男の子が、イメージの周辺を大きく残して切り抜いていた。もう少しイメージに沿って切らないと、台紙に貼れなくなってしまうよ、と言ったら、やる気を無くして切り抜きを全て床に落とした。

拾いなさい、と言ったら仕方なさそうに拾っていた。それから一切作業をしなくなったので、教室長のところへ行くように促した。次の語彙の授業の時に教室長に連れられて戻ってきた際、「切るのが怖くなった、と言っていましたよ。」と、教室長に言われた。

それを聞いて漸く「イメージのアウトラインが見えていないんだ。」と気づいたのだった。以前ライターのMさんにその男の子のことを話したことがある。その時にMさんが学習障害のことを指摘された。彼は図形が壊滅的に苦手で、アルファベットの大文字はほぼ読めず、phonicsの本の音読も丸覚えをして凌いでいる。

Native English Speaker Teacherとその話をした。彼も私と同意見だった。

昨日は彼は朝から調子が悪かった。

collageの授業の後、語彙のゲームをしていた時に、じゃんけんで2回連続で負けた。涙を溜めながら授業の妨害を静かにしていたので、授業に戻るように、と促したら肘で私を遠ざけようとした。

すぐに彼を教室の外へ連れ出した。

「これはゲームだから勝つ時もあれば、負けるときもあるよ。あなたはこれからも沢山負けるよ。そのことは受け入れなければいけない。自分が勝てないからといって、あなたと仲間として接している、一所懸命勉強に取り組んでいる友達の邪魔をあなたはしている。そんなことをするのなら、あなたを教室には戻さない。」

と言ったら、彼は泣き始めた。

「もし泣きたいのなら、教室長のいる前のデスクに行き泣きなさい。クラスに戻りたい、みんなと一緒にいたい、と思うのなら、もう邪魔をしないように。」

と言うと、彼は

「クラスへ戻りたい。」

と言ったので、一緒に教室へ戻った。それからはクラスの友達の注意をそらしてしまうような態度は取らなかった。

 

彼をバスで送ることが週1回あって、その時に学校や家での様子を聞いている。お母さんが教育熱心な方らしく、教室から帰っても直ぐ夕食にならず、公文の宿題をするらしい。数字には強いので、算数は得意だし、絵を描くのも好きらしく、学校で描いた作品を「ちょっと見せたるわ。」と言ってランドセルから出して見せてくれたりする。

職場には問題を抱えている子どもがかなりいるのだけれど、少なくともその子は努力をしているので、力になりたいと思っている。だけど、私が出来ることに限界を感じていて、それがかなり辛い。もし今の仕事を辞めることになったら、こんなことを言うのは僭越なのだけれど、彼の保護者の方に専門家に見てもらって欲しい、と言おうと考えている。

蝉の声を聞く

今年は静かである。

昨日久しぶりにレギュラーの幼稚園部の子供達の授業を受け持った。

サマースクールのお子たちのはちゃめちゃさに参っている私には

癒しとなったのだった。

レギュラーで2年間英語学校に通っていた女の子が今日来る。

彼女はアルファベットを理解していない。

かなりエネルギーを使うのでヘトヘトになる。

今日は担当が小学生部である。

サマースクールも担当の日なので、その女の子を担当すると私は綿のように疲れてしまうから、彼女を教えなくて済むのは有難い。

今夜はCity Hostの管理部の女性とvideo meetingがある。

具体的にどういった観光を提案することが出来るのか、シフトはどうなるのか、と言ったことを話すことになっている。

唯でさえ私は外から自宅へ戻ると、人と関わるのが難しい状態になってしまう。

今晩は少しエネルギーを残しておきたい。

瑞麗さんはパリから来ている友人と日曜日まで過ごすみたいである。

物理的にも頭の中も整理整頓をしたいと思う。

 

少し変化する

今回は龍玖を見送っても初めて泣かなかった。

龍玖はもう自分を確立しつつあるので、感情を露わにしている時も自分をコントロールしていた。その様子を見て、自分自身の中にある彼の存在も、すっと立ち位置が定まったのだと思われる。

瑞麗さんの方はまだ暴れている状態である。

私自身が疲弊しているのもあり、冷静に彼女を鎮めることが出来ていない。彼女の中学卒業までには、上手く彼女自身がコントロール出来るようになって欲しい、と関わって来たけれど、間に合わなくても良いかな、と思うようになった。

カナダへ行ってから、沢山考える時間が出来るので彼女なりに解決していくのだから、今は行き過ぎないように注意をしながら向き合っていこう、と決めた。

変化を受け入れ、そして自分も変えて行くのは苦しいけれど、ひとつ終える毎に、越えられて良かった、と感じられるのは嬉しい。

何もしないで後悔するのは嫌なので、これからも抗いながらやっていきます。

空港から戻りコンサートへ行く

昨晩から瑞麗さんはYちゃん宅に泊まっていて不在だった。今朝は龍玖とゆっくり朝食を摂った。地下鉄で京都駅へ向かった。

伊勢丹でお弁当を3つと美味しそうなおかずを見繕って購入した。何度も電車を乗り換えて父の入院する病院へは午後12時45分頃到着した。

父は前回よりも元気そうだった。リハビリに頑張って取り組んでいるのだけれど、70M歩いたら疲れてしまう、と言っていた。1時間くらい滞在してからタクシーで最寄りのJRの駅へ向かった。

空港には出発の2時間前に到着した。スムースに荷物を預けてチケットを発行して貰った。本屋さんへ行き、龍玖に雑誌とマンガの単行本を1冊づつ購入した。その後Starbucksでコーヒーを飲んでから、龍玖を荷物検査への入り口まで見送った。

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ラピートに乗ってなんばへ行き、又電車を乗り継いで大宮駅で降りた。コンサート会場がある二条城前でバスを降り、以前ピアニストのYさんのアンサンブルを聴いた会場へ向かった。Mausiさんが入り口に近いところに立ってお客さんと対応していた。今日のコンサートでは、飲み物とお菓子付きのトークタイムが設けられていて、Mausiさんのお菓子が提供されるのである。その事も今日のコンサートへ来た理由の一つだった。

ヴァイオリニストの女性はYさんのアンサンブルに所属している。1ヶ月前、Mausiさんのお店へプリンを買いに行った時、Y子さんがお菓子を提供する話を伺った。その時に主催のヴァイオリニストの女性の名前を聞いて、アンサンブルのメンバーの人だと気づいたのだった。

12音技法で書かれた弦楽三重奏を2曲聴いた。ウェーベルンの弦楽三重奏曲作品20番と、シェーンベルクの弦楽三重奏曲作品45番である。ウェーベルンと言う作曲家の名前は初めて聞いた。シェーンベルクに師事していたそうである。この曲はシェーンベルクの曲よりも先に書かれたとのことだった。トークの際、ヴィオラ演奏家が、楽譜がとても美しい、と言っておられたのが印象的だった。

1曲目は9分、2曲目は20分程度の短い曲だった。リラックスした雰囲気でケーキを頂きながら3人の演奏家のお話しを伺った。会場に来られていたお客さんからの様々な質問に対して、真摯に答えておられたので好感を持ったのだった。

トークの中で、来月17日に「浄夜」を六重奏で演奏されることについて数回触れていた。フランスに行っていて不在なのがとても残念である。

ケーキも美味しかったし、楽しい夜だった。

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