よっぽどサンフランシスコを愛おしく思っているように聞こえるタイトルだが、今の心境ではあながち間違いでもない。
摂氏１６度の快適気候にホッと一息。大阪での２週間、気候は思ったほど辛くなかった。しかしカナダ生まれのブリブリには堪えたようで、彼には珍しく機嫌が悪かった。龍玖は文句は言わなかったがぐったりしていることが多かった。平気だったのは瑞麗と私だけである。瑞麗は熱めの湯を張ったお風呂でも楽しそうにしていた。龍玖はカナダスタイルである生温い湯にしか入らないので、温泉は楽しめないだろう。瑞麗はこのまま日本式でお風呂に入れて鍛えておこうと思う。
