lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

今日で龍玖の夏休みは終わりだ。

毎日彼の昼寝で苦労をした。毎回取っ組み合いをしてから眠りに着く。彼を部屋に入れ服を脱がせると怒り出す。泣いたりわめいたり、私に蹴りを入れたり、瑞麗に話しかけたりしてなかなか目をつぶろうとしない。45分ほどそれが続く。月曜日には一時間半経っても眠らないのであきらめた。ご機嫌ななめのまま服を着て散歩に出かけた。近所のビデオレンタルの店へ一緒に行くとお店の人が風船をくれた。外に出たとたん風船が彼の手を離れて飛んで行ってしまった。龍玖は思いっきり泣き出し、またお店へ一緒に戻るともう一つ風船をくれた。今度は龍玖の手首に結わえてくれたので、もう飛んで行かないだろうと安心していた。しかし龍玖が嬉しくて腕をぶんぶん振り回したために、一ブロックも行かないうちにひもが解けてしまいまた飛んで行ってしまった。龍玖はもちろん大泣きで瑞麗をダッコ帯に入れているので彼を抱くことも出来ず、ただ肩を抱いているとブリブリがやってきたので助かった。彼は家に帰っても誰もいないので近所まで探しに来てくれたのである。彼が来なければどうやって帰ろう、かと途方に暮れていたであろう。その日は広東語のクラスがあったので気が気ではなかったのであった。

龍玖が昼寝する前に瑞麗が寝ていてくれていれば、龍玖を寝かし付けるのに時間はかからなかったのであるがなかなかそうはいかなかった。小さい子供がいる家庭ではどうしていらっしゃるのだろう、と思う。みんな龍玖ほど眠るのをいやがるのだろうか。私も眠るのが嫌いだったが、母が恐かったので眠れなくても布団の中でいつもじっとしていた。昼寝ではあまり眠った覚えがない。眠るのが恐かったのである。龍玖も私に似たのかもしれない。