先週中間テストが終わったので少し気が抜けたというか、結構リラックスして中国語のクラスを受けた。先々週から続いているレッスン４の残りと、レッスン５のボキャブラリーの発音を練習した。レッスン５は食べ物関係である。といっても広東語のクラスの時のようにバラエティに富んだメニューの内容はなくて、アイスクリームだとか饅頭だとかおおまかなものしかない。これはいかに広東料理がアメリカに浸透しているかを表しているのではないか、とつらつら考えていた。リリちゃんや他に話した事のある中国系の人たちは、サンフランシスコにはあまりおいしい中華料理の店がないと嘆いていた。高老師もそうで、先週ロスアンジェルスに住んでいる、彼女の伯母さまの８３歳のお誕生日を祝いに一週間あちらへ行っていたのだが、中華料理がこちらと違ってとてもおいしかった、とおっしゃっていらした。それに普通話（マンダリンはこう訳すのが一番適当のようなので、これからこれにします）を話す人がたくさんいるらしい。ちなみにサンフランシスコは中国人の９５％は広東系だそうだ。かといって広東料理がおいしくないというわけではない（なんせ食は広東にありだから）。中国人たちに聞いてもなぜだか分からない、と言っていた。
中間テストの結果はあと３週間ほどしないと分からない。杜老師（普通話のクラスの先生）がどういう点数をつける人なのか知らないので、少し不安である。
龍玖はどんどん未知の言葉を吸収している。子供の脳というのは本当に素晴らしい。週末も休みなしで勉強をさせているので、のんびり出来ないのが可哀想になる時もある。しかし理論的に考えずにどんどん吸収してしまう、この時期にこそ言語をやるのが良策ではないか、と思う。
