lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

龍玖、背中に出来た血管腫を切除してもらう

龍玖の背中にできものが3週間くらい前から出て来て、つぶれて出血してはまた大きくなるを繰り返していた。先週皮膚科へ連れて行くと、すぐに切除した方が良い、と言われたので、1週間後の今日の12時に予約を入れた。

龍玖はものすごく不安がり、急に不機嫌になったりしていた。3時限目が終わった11時35分頃に迎えに行くと、自由帳とえんぴつを持ち、手術の事を先生に知らされたクラスメイトたちに励まされながら龍玖が出て来た。

予約していたタクシーに乗り皮膚科へ向かった。少し早く着いたので、12時まで待合室で待つように言われたら、龍玖の不安がますます募り、目に涙が溜まってきた。気を紛らわそうと急いで待合室に置いてある「ゴルゴ13」を掴んで渡した。しかし冒頭のシーンで裸のお姉さんとパンツ姿のゴルゴ13が出て来たので、すぐに本を取り上げて本棚へ戻した。龍玖はもちろん不満そうだった。

そうこうしているうちに手術の準備が出来、まず血圧と脈拍を別室で測られてから手術室へ入った。龍玖がベッドに俯せになり先生が手術に使う器具を広げたとたん、泣き出した。不安がる龍玖を見て、先生は局部麻酔をする時に赤ちゃん用の注射針を使ってくれた。

龍玖は怖がっていたが、それでも注射から手術が終わるまで動かないでいてくれたのでホッとした。切り取られた血管腫を見て龍玖はその大きさにびっくりしたようだった。

昼食を御薗橋にある「千龍」で摂った。龍玖はそこの手羽先が大好きなので、がんばったご褒美に注文した。日替わり定食を二人で分けて食べた。ブリブリがいない間に2回3人で食事へ行ったのだが、お店の女性が私たちの事を覚えていて、瑞麗さんの所在を訊ねられた。今幼稚園へ行っている旨を伝えると、次は是非彼女も連れて来て欲しい、と言われた。

食事を終えてからタクシーを拾い、龍玖を学校へ連れて行った。ちょうど5時限目に間に合ったのでホッとした。

瑞麗さんはどこへ行っても自分の名前を名乗るので、この界隈では有名人である。誰にでも挨拶をするので、自然と私もするようになってしまった。バスでも知り合いが増えた。引っ込み思案の私には人と知り合うきっかけが出来て良い事なのだろう。