楽しみにしていたフランシス・ベーコン展へ行った。
瑞麗さんに音声ガイドを聞かせていたら、終止ご機嫌で作品を眺めていた。私はじっくり作品を鑑賞することが出来た。
10数年前にもフランシス・ベーコン展をサンフランシスコで観たことがある。東京国立近代美術館よりもメジャーな作品が多かった。しかし今回の展示にも素晴らしい作品が来ていた。ルシアン・フロイドをモデルにした３部作があり、親交が深かったことを初めて知った。今回もやはり絶筆の作品以外のすべてが、ガラスの入った金色の額に収められていた。外の世界と距離を置いて作品を眺めることが出来るかららしい、と解説がついていた。私も自分の作品をガラスを通して眺めるのが好きである。
「法王」の作品のバリエーション又は習作が何点かあった。どういう経緯であの有名な作品に至ったのかが分かり興味深かった。
