lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

宵寝の後

瑞麗さんの学校の先生から毎日、父兄へその日の子供達の様子がメールで報告されている。私が想像していたような田園生活は送っておらず、セーリングや海水浴、カキの養殖場灯台の見学など、臨海学校といった趣の修学旅行である。瑞麗さんから毎晩簡単なメールが英語で届く。私は日本語で返事をしている。土曜日の深夜に学校に到着する予定になっている。彼女がロンドンに戻ったら、あまりメールも出せないだろうから、今はやり取りできるのが嬉しい。

ミカさんが出発する前、2階を見せて欲しい、と頼まれたので案内をした。お客さんにお見せするのは初めてである(私がいない間に勝手に上がる人はいるかもしれない)。こんなに広々としているなんて思わなかった、と驚いておられた。天井を抜いていることが大きいし、殆ど家具がないことも広く見せていると思う。タクシーが来るまで時間があったので、この家の歴史と改修について話した。

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設計にいたく感動して、「是非建築士さんに、すごく感動した、と伝えて欲しい。」と言われた。ミカさんは会社のオフィスを日本にも構えたい、という希望を持っている。どうしても東京になってしまうだろうけれど、京都にも小さな一軒家を所有したいそうである。それから自身の雑誌の特集で組んでいる、友人シェフと精進料理の特集を組みたい、と構想されている。行動力のある人だから本当にやるだろうな、と思っている。