現在２７℃である。
曇り空だが蒸し暑さはない。過ごしやすいうちに、と思い掃除や片付けを済ませた。今日はLちゃんがお泊まりをするので、瑞麗さんと龍玖の部屋に置いてある、本の山を片さなければいけない。
午後４時から瑞麗さんは近所に出来た個別塾の模擬レッスンを受ける。その後Lちゃん、Yちゃんと四条烏丸で待ち合わせをしていて、４人で宵宵山に行くことになっている。昨日所用で四条烏丸へ行ったのだが、四条通は既に人でいっぱいだった。
ついさっき、「日本思想大系」の第２３巻を図書館のインターネットサービスで予約した。長谷川等伯と親交があった日通上人の書いた「等伯画説」が収録されているのである。日本で確認されている一番古い画論と言われている。
長谷川等伯の作品は８０点以上が現存していると言われる。これは彼の生きた時代を思えば驚異的なことらしい。一方狩野永徳の確証された作品は数少ない。多くの大作は戦で焼失してしまったからである。全身全霊を傾けて描いた絵が一晩のうちに燃えてしまう、ということを幾度となく経験しながら、それでも描き続けた永徳の心情はどういったものだったのか、と考えている。
