lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

9日目の朝

新しいアパートメントのコンロは、IHのクッキングヒーターだった。それで私が買った安くて軽いフライパンは使えなかったらしい。管理会社の女性はフライパンが誰かが置いていったものだ、と思ったらしく、帰宅してキッチンへ行ってみると、MONOPRIXのフライパンは持ち去られていた。

よくIH専用のフライパンや鍋と聞いていたが、漸く意味がわかったのだった。

 

暖房はビルディングの管理会社が入れる時期を決めるらしい。後2週間位で入ると言われた。今は朝5時半、かなり寒い。昼間も気温は20度前後までしか上がらなくなった。瑞麗さんの学校の周辺の木々もかなり色づいてきている。Le Corbusierのアパートメントと家がこの辺りだったな、と思い出し、調べてみたら前のアパートメントから目と鼻の先だった。アパートメントの方は修繕のため、来年の春先まで閉館するらしい。家の方へは帰国までに瑞麗さんと龍玖を見学しに連れて行きたい、と思っている。

 

例の方は漸く明日の朝退院する事が決まった。近所にはこじんまりとしたスーパーが2つあるし、ドラッグストアとBoulangerieも3つあるので、遠出しなくても日々の生活は大丈夫そうである。これで安心して日曜日に帰国することが出来る。

パン屋さんの一つに昨日の夕方行ってみた。バゲットを買い求めるお客さんが5、6人列を作っていた。バゲットとクロワッサンを購入したら、バゲットがまだほんのり暖かかった。家で野菜スープと一緒に食べたら美味しかった。

瑞麗さんの学校の近所には巨大なカルフールがある。迎えに行った後、瑞麗さんが連れて行ってくれた。あまりの店の大きさに吃驚してしまった。色々な国の食料品があってすごく楽しかった。ここにいる間に挑戦したい料理が幾つかあるのだが、あそこで材料を調達出来そうである。

美味しい食べ物があるのは本当に嬉しい。

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 今日の夕方には日本語プログラムの先生と面談の約束が入っている。書面にサインをしたら、瑞麗さんが日本語の授業を受ける、と言う事に公式に同意したことになる。これは公立は基本的に授業料は無料だが、特別なプログラムには費用がかかるからと思われる。それでも月に二万円ちょっとなので、週一回の補習校の学費よりも安い。瑞麗さんのクラスにはただ日本が好きでたまらないので、日本語を勉強するために学校に入学した、フランス人のクラスメイトが数人いる。瑞麗さんが京都の話をすると、とても羨ましがられるらしい。パリに来て瑞麗さんの日本愛が益々深まっている。