このアルバムがリリースされてすぐに聴いてみたのだが、歌詞の重さに苦しくなり全部聴くことが出来なかった。２日前に今なら大丈夫かもしれない、と思い聴き始めた。今はリピートをかけて聴き続けている。彼女の音楽もたくさんの音が絡み合っていて、その音の重なりを拾いながら聴くのが楽しい。
世界中に自分の想いを音楽を通して全身全霊で訴え、それが受け止められる人はこの人以外に知らない。こんな想いをぶつけられたらひれ伏すか、逃げ出すしかないだろう。
私の身近にも彼女と似たタイプの作家の友人がいる。友人も自分の感情をストレートに作品に出すことが出来る人で、以前Bjorkと似ているよね、とぽろっと口に出したら、嬉しそうな顔はしていなかった。
最近その友人に大きな感情の動きがあった。次の作品を見るのが楽しみ、と言ったら今度は笑っていた。
