lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

見納め

仕事帰りに虹さんへ立ち寄った。

AさんとYさんも水中エンジンの作動する様子を見に来ていた。私は仕事場を出るのが遅くなり、虹さんへ着いたのは午後6時近くだった。ちょうどガソリンが切れた時だったみたいで、ガソリンの買い出しに行っているみたい、とAさんが言っていた。

2度目のエンジンが可動するまで、水中エンジンについての話をした。エンジニアの方がガソリンを持って戻って来られ、ガソリンをタンクに移してまたエンジンが動き始めた。今回も10数人の人たちがエンジンが静かに動く様子を見に来られていた。オーナーのKさんはエンジンが作動している間、一酸化炭素がマフラーから漏れていないかどうか、計量器で測りながら注意深く見守っていた。排出された排気ガスはホースを通って、隣の空き地に排出されていた。プレキシグラスに納められたマフラーからは、排気ガスとともに水蒸気が発生し、グラスが曇り水滴が溜まっていた。エンジンを一旦止める頃には、排気ガスが通るパイプはかなりの熱を帯び、ずっと触ってはいられない位だった。

もうこの作品を見る事はないんだ、と思いながら、エンジンが廻る様子を眺めていた。