lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

この春に行くかもしれない場所

今日も寒い。

家中を温めるのはほぼ不可能である。2階の寝室にしている畳の部屋が一番暖かくなる。最近は布団を暖めているので、一刻も早くそこに行きたくなるせいで就寝が早くなった。瑞麗さんに夕食の後片付けが終わってから「もう寝るね。」と言うと「まだ8時だよ。」「せめて10時までは起きていて。」とお願いされたりする。

2年前にアメリカで起こった事件の判決が先週あった。とある架空のキャラクターが実在している、と信じている12歳の女の子2人が、そのキャラクターに会うためには彼の代理人としての役割を果たさなければいけない、と思い込み、仲の良いクラスメイトの女の子を19回刺した、と言う事件だった。被害者の女の子は今は全快して元気に暮らしている、とご両親がインタビューで答えていた。加害者の女の子2人は隔離された医療機関におり、一人は最長40年、もう一人は25年間そこで過ごす事になる。期間が短い方は統合失調症の既往歴があったそうで、その事もあり3年後にまた診断を受ける事になっている、とネットで読んだ。その記事を読んで瑞麗さんは1階で一人でいるのが怖くなっている。そのキャラクターは身長が2mから4.5mと高いので、家には入れない様な気がする。

古本で山本兼一の本を購入した。一冊は安土城築城を任された棟梁親子を巡る物語である。そしてもう一冊、数年前に読んだ狩野永徳が主人公の「花鳥の夢」をまた読みたくなったので購入した。

龍玖がカナダに戻る時、自分が読んだ本を5冊持たせた。果たして読むだろうか、と思っていた。先日話した時に「『利休にたずねよ』を読んでいる。なんて美しい文章なんだろう、って思った。おばあちゃまに読んで欲しいけれど、英語で忠実に訳すのは難しいだろうね。」と言っていた。夏に帰ってきたら「花鳥の夢」を持たせようと思っている。

瑞麗さんが春休みにパリへ行っている間に、妹夫婦と小旅行へ出かけよう、と計画している。先日妹に、兵庫県にある銀山の坑道跡へ行こう、と誘ってみた。すると、どうせなら泊まりがけでどこかへ行こう、と言われたのである。話し合った結果、最近世界遺産に登録された「富岡製糸場」に行く事になった。群馬県へは行った事がない。何があるのかもよく知らないので、ネットで調べてみた。四万温泉や鍾乳洞、碓氷峠など、見所がたくさんある様である。

とても楽しみになってきた。