lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

合同練習

旧大津公会堂へ初めて入った。

周囲とは随分違った雰囲気の素敵な建物だった。

3階のホールで練習が行われた。今日の先生は10月のコンサートの際、エヴァンゲリストのパートを歌われるそうである。とても良い声の方だった。発音と発声、そして強弱のつけ方について、細かい指導を受けた。いつもの倍以上の人数で歌ったので、とても気持ちよかった。マタイ受難曲はインベンションの左手みたいに、ソプラノだけでなく、アルトもテノールもバスにも美しい旋律があるので、どのパートを聞いていても感動するのである。

休憩を2回取ると時間が勿体無いと言う事で、3時間中10分だけ休憩になった。あまり高い建物がないので見渡しが良かった。

まだまだ私は練習が足らないので、コーラスのパートがある部分を聞き込んでいる。意味を理解しながら歌うのは気持ちが篭っていいな、と思う。

エヴァンゲリストの先生が、大阿闍梨に「形から入るか心から入るか。」と言う問いかけをされたそうで、その答えは「形から入るに決まっている。」だったそうである。

それには激しく同意する。

マタイ受難曲はやっぱりドイツ語で歌うのがいいな、としみじみ思った3時間だった。