今日は1日中雨らしい。
昨日もみっちり歌の練習があった。
「ユダは未来永劫、人類が滅びるまで裏切り者なんだ、反省して自死する位なら最初からしなければ良いのに。」と思いながら歌っていた。
「ペテロの否認」はやはり一番好きな章である。
マタイ伝はあれをしてはいけない、という戒めだらけで読むのは難しかった。
マタイ受難曲は歌詞を読んでも面白いので映画化も幾度とされている。
パゾリーニの「奇跡の丘」はその中でも傑作と言われているそうである。キリスト教関係からの評価も高かったらしい。合唱団の指導をされている先生の一人が、NHKのPSで放映されていた時にDVDに落として団員の方々に貸し出しておられる。私も観た事がないのでネットで探し出して観てみようと思う。
パゾリーニの映画は「テオレマ」「ソドム120日」しか観た事がない。「テオレマ」はかなり感動した。「ソドム120日」を観た時は、あまりのスカトロぶりに、映画の本来の意図するものなど頭に入らなくなってしまった。
勿論、今これらの映画を観たら違った感想を持つだろう。
無神論者だったパゾリーニと、敬虔なキリスト教信者だったタルコフスキーの映画の相違点はなんなのだろう。