lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

46, 54, 58b and 58d

一段と難しい章の練習である。

先日マウジーさんのお店へ行き、マタイ受難曲の楽譜を見せた。難しい部分を発音して貰ったのだけど、やっぱり指導を受けた発音とは随分違っていた。英語でも日本語でも歌になると変わる事があるのだから当然なのだろう。

練習が終わり駅へ向かって歩いていると、アルトの一部の女性と一緒になった。その方はメンバーになって10年になられる。さっぱりとしたかっこいい女性である。合唱団は2年前に「ヨハネ受難曲」を歌い、似たフレーズがマタイ受難曲にも沢山出て来るのでまだ歌い易い、とおっしゃっていた。

私はヨハネ受難曲を全曲聴いた事がない。こちらは曲の長さが約2時間だそうである。コーラスの比重がマタイ受難曲よりも多く、そのアルトの一部の方はヨハネのコーラスの方が好き、とおっしゃっていた。

マタイ受難曲はコーラスが8部合唱で成り立っている。8部合唱はその方がこの合唱団に入ってから初めて挑むそうである。50数名の団員のうち、ソプラノが3分の2近くをしめる。テノールは一体何名おられるのか私は知らないのだが、先日の練習ではその日は2部では1名しかいなかった。

テノールに注意を払って聴いた事が今までなかったのだが、部分練習でその方が歌っているのを綺麗な声だな、と思いながら聴いていた。

wikipediaに掲載されているヨハネ受難曲の記事には、その歌曲はかなり改訂が重ねられ、どこから引用された台本なのかも良く分かっていない、と書かれていた。もう少ししたらヨハネ受難曲もじっくり聴いてみようと思う。