午前11時の入場だったので、10分前に到着した。
長蛇の列だった。美術館に入る事が出来たのは午前11時15分頃だった。
フェルメールと同時代の作家の作品を含め約50点の展示だった。
縫い子の女性たちが服を縫っている絵が良かった。
その他にも面白い、と思う作品が数点あった。
フェルメールは最後の展示室に固め展示されていた。
フェルメールの作品を纏めて鑑賞したのは今回が初めてだった。
凄い、と思った。
日常の動作の一瞬を捉えているのにも関わらず、
時間が止まっている様に感じない。
不思議な感覚を覚えた。
ガラスと陶器の透明感と質感が秀逸だった。
絵を見るだけで、女性の体の骨格が手に取る様に分かる。
物の佇まいが好きだった。
北欧のフェルメール展は来年だった。
ちょっと悲しかったけれど、フェルメール展で既に
満足していたので、他の美術館へ行くのは止す事にした。
本当に観て良かった。