lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

Swedish Music, Museum and Dinner with Friends

グラフィックデザイナーのMさんと東京オペラシティで待ち合わせをした。

GPSの通りに行ったのだけど、案内がややこしくて遅れてしまった。

自由席だったので、小さなホールは埋まりつつあり、前の方の席は埋まっていた。

定員100名程度の教会の礼拝堂の様なホールだった。

係の人が楽器のチューニングをしていた。バンドはギターとバイオリン、そしてニッケルハルバという、12弦の弦楽器と打楽器を合わせた様な、スウェーデンの伝統楽器の3つの楽器の演奏者で構成されている。

程なくしてバンドのメンバーが登場し、演奏が始まった。

とてもスウェーデン音楽は初めて聴いたのだけど、気持ちの良い音楽で楽しかった。アンコールの後、英語でこのコンサートの企画者と毎回聴きに来ているお客さんに、お礼を述べておられた。日本初来日から10年目だそうで、同じホールでも何回も演奏している、と言っていた。熱心なファンがいる様である。

「CDを購入してくれたら、サインもするし、お話しもちょっと出来るよ。」と言って3人は舞台裏へ下がって行った。

CD売り場には10人くらいCDを買い求めていた。

Mさんと私は次の目的地へ向かった。

目黒にある庭園美術館である。

建物が素敵だ、とお姉様たちに聞いていたので楽しみにしていた。開催されている展覧会は1950年代の数年間だけ、フォトコラージュを制作されていた女性の作品だった。この作家の事はフランス人の作家のNさんから、2000年に入ってから、再注目されつつある、と聞いていた。MCAD時代の友人のお姉様方の一人である、写真家のMさんも是非観に来たい、と言っておられた。

入場料を支払う時、庭園はもうすぐ閉園になる、と言われたので、美術館に向かう前にそちらへ向かった。西洋庭園と日本庭園があった。西洋庭園の方は広場の様だった。日本庭園には池や橋、お茶室もあり、ちゃんとした庭園だった。

梅の木が花をつけていた。

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美術館の方は本当に素敵な建物だった。上質な材料を使っているのがわかった。パリから職人を招いて壁を作らせたり、コンクリートのパネルを船で運ばせたりした、と案内に書かれていた。

作品の雰囲気ととても合っていた。旧館と新館の2つに渡って作品を展示していた。制作年別ではなく、作家自身とキュレーターによる、テーマ別に展示が行われていた。

フォトコラージュはユーモアのある作品が多かった。ファッション雑誌から切り抜かれたイメージが多く、洗練された雰囲気があった。

フォトコラージュの他に、写真と絵画の展示もされていた。私もMさんもそちらの方がいいね、と話した。

美術館の展示室を出る時、ドアをふっと眺めたら蝶番の大きさに驚いた。私は好きだったのだが、不釣り合いな大きさの様に感じた。

続きます。