lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

Mirei's 17th Birthday

瑞麗さんの誕生日のお祝いは、嘯月のお菓子と大宮鞍馬口にある、イタリア料理店での夕食だった。

瑞麗さんはお菓子の横に置いたキャンドルを吹き消した後、リセの友達に会いに鴨川の橋の下へ向かった。明日の始発で帰ってくるとテキストが入った。

午後7時頃から降り出した雨に濡れないようにして欲しい。

明日は午前10時頃新幹線で東京に戻り、荷造りをして成田空港へ向かう。午後6時台のバンクーバー行き飛行機に乗るそうである。

私は仕事なので、瑞麗さんが朝起きられるか分からず不安である。

龍玖がいてくれるので、間に合うように瑞麗さんを励まして(たきつけて)くれると思っている。

怒涛の5日間だったけれど、帰って来てくれて良かった。

蜜柑

毎年、叔母が蜜柑を送ってくれる。

今年は治療で入院しているから、送れなくてごめんね、と叔母が電話で言っていた。

先日蜜柑の箱が届いた。

叔母のお世話をしてくださっている、叔母の親しい友人が、近年叔母の代わりに和歌山まで出向いて蜜柑を送ってくれていた。

今年はその人が蜜柑を送ってくださったのだった。

今年の蜜柑は取り分け甘くて美味しい。

龍玖と瑞麗さんの3人で食べられて、とても嬉しい。

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プレゼント

龍玖が明日の夜帰って来る。

授業は8日までだった。

夏休みはインターンシップで忙しいし、春休みは2週間足らずなのでどうなるか分からない。

月曜日に決まったので、仕事から帰宅してから、急いでチケットを購入することにした。

ネットのサイトでチケットを取ろうとしたら、値段が高過ぎて一つのクレジットカードでは払えなかった。

その時既に午前1時半だったけれど、どうしてもチケットの購入を済ませたかったので、Canada Airカスタマーサービスに電話を入れた。

とても親切なお兄さんだった。

ネット上の料金より3万円安かったのでとても嬉しかった。

1月3日にカナダへ戻ることになっている。

瑞麗さんは16日金曜日に学校が終わったらすぐ京都へ戻って来る。

21日の瑞麗さんの誕生日を過ごしてから、明くる日の22日に東京へ戻る。

そしてクリスマスとお正月はカナダで過ごすことになっている。

2人が京都で揃うのは2年5ヶ月ぶりになる。

私にとって何よりのクリスマスと誕生日プレゼントである。

 

山法師の実

日曜日に庭師さんが庭の掃除をしてくれた。

作業が終わり、軽トラックに荷物を載せておられる時に、2メートル程度の木が載せられているのに気がついた。

何の木か訊ねたら、山法師の一種だそうである。

お客さんに、赤い花をつける木を所望され、苗を購入して植えたのだけど、花を咲かせたらピンクだったそうである。

赤みが足らないから持っていってください、と言われたのでご自分の庭に植えることにした、とのことだった。

実が結構ついていたので、お願いをして少しだけ分けて貰った。

新鮮な実は鮮やかな赤色で食用にもなる。

気が向いたら植えてみよう。

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三連休3日目

ピアニストのYさんと夕食をご一緒した。

Yさんのご近所にある焼き鳥店に行くことになり、Yさんの家へ立ち寄る予定だった。

今日は外へ出なかったので、整形外科でインソールを受け取ったら自転車で向かうことにした。出町柳駅までは順調だった。そこでまだ15分以上あったので、余裕だな、と思っていた。そのまま今出川通を東に向かえば良かったのに、斜めに行ったら早く着く、と思い、横道にそれた。そうして10分位走って近づいたかな、と思ったら、また出町柳駅に戻ってきた。うわー、と思い、Yさんにテキストを送り、とにかく南東へ向かった。そうすると吉田山にぶつかってしまった。

「吉田山ってこんなに大きかったのか。」と思いながら自転車を走らせた。

結局北上した。

思い切り回り道をして白川通を目指した。

お店に到着した時には20分の遅刻だった...。

到着してすぐ出された鶏がらスープがとても美味しかった。

メニューに一切値段が書かれていなかったので、会計のことが少し心配だった。

だけどとても良心的な数字だったので安堵した。

お店を出て、Yさんのお家へ向かった。

玄関は、私の家の庭を造り植物の世話をして貰っている、庭師のKさんが設計・製作した。

勿論、それを見込んで製作されたのだと思うのだけど、植物が育っていて、印象がまるで違っていたので驚いた。

リビングルームに入ると、愛猫のNちゃんがいた。

私の姿を見ると、すぐに3階へ上がってしまった。

Yさんはてきぱきとロールケーキを作ってくれた。

Lちゃんのお父さんのEさんと3人で美味しいミルクティーと一緒にいただいた。

Eさんは明くる日の早朝に家を出なければいけないので、午後10時頃寝室へ入っていかれた。

私は午前0時半までYさんとお話しをした。

Yさんにお暇を告げ、自転車で帰途についた。

もうショートカットは試みず、今出川通まで上がり、ひたすら西へと向かい帰宅した。

帰宅したら午前1時過ぎだったけれど、目は冴えていた。

とても楽しい気持ちで眠りについた。

 

 

そして美味しいミルクティーと一緒に

 

 

 

踵の整備(三連休1日目)

叔母の親しい友人と電話で話をした。

先月29日から入院しながら治療を受けている、とのことだった。

一切面会は出来ず、病棟にすら入れないので、29日から顔を見ていない、と言っておられた。

治療が始まる数日前から体調をくずし、担当医の先生も短期間で症状が変わったので驚いていたそうである。28日の夜話した時にも、声が辛そうだった。治療に使用する薬は劇薬だから、どうなるか判らないけれど、受けるよ、と言っていた。

投薬がどうか効きますように。

 

今日は整体に行ってきた。

足底筋膜炎は、一時もう完全に再発した、と思っていた。

どうしてなのか分からないけれど、少し良くなってきているみたいである。

朝目を覚ましてベッドから降り、右足に重心を置く時かなり躊躇する。警戒しなくとも良くなればいいな、と思っている。

 

明日は庭師さんが来ることになっている。

龍玖に送るものが漸く集まったので、出来れば明日送付したい。

随分待たせてしまった。

 

今「浄夜」を聴いている。

詩を元に書かれた曲だからなのか、細やかな情緒表現がされている。

時折、感情移入していることがある。

面白いな、と思う。

 

月曜日は有給休暇でお休みを貰った貴重な日である。

有意義に過ごしたい。

少しずつ眠りに落ちていく

今日治療を受けた叔母と連絡が取れない。

同居している人にも電話をしたけれど、応答はなかった。

明日の朝、また電話を入れてみよう。

 

次の月曜日は休みである。

この数ヶ月、有給休暇願いを数回出したのだけど取らせて貰えなかった。

前の職場で人が沢山辞めたため、同僚のC先生が手伝いに多いときには週に3回行くので、人手が全く足らないのである。

今回は何が何でも取って貰うから、と上司がやりくりしてくれた。

平日にしかできない用事を済ませ、夕食はピアニストのYさんとご一緒することになっている。

楽しみである。

Yちゃんの2023年版カレンダーが届いた。

瑞麗さんの分もオーダーしたので2冊ある。

元旦に開けようと思う。

 

龍玖に送付する箱に入れる物たちが揃いつつある。

後一つ到着したら、郵便局へ持って行く。

 

頭が重くなってきている。

眠ろう

 

 

 

 

「石が書く」が届く

今日は2組のご家族が来た。

どちらも来々春から始めるそうである。

今日はコンサートに行けなかった。

ピアニストのYさんは今回のメンバーでコンサートを開催するのはこれが最後、とおっしゃっていた。1回だけでも聴きに行けて良かった、と思う。

 

ロジェ・カイヨワの「石が書く」が届いた。

長らく絶版になっていて、古本には物凄く高額な値段がついている。

今年の夏再販されているのを、けいぶんしゃのサイトで見つけ、オーダーしたのである。

掲載されている写真の印刷が綺麗なので嬉しい。

翻訳が新しくなり、今回の本の装丁、組版を担当したデザイナーは、石の関する書籍の装丁をよくされているそうである。

本当に美しい本である。

気持ちが落ち着いている時にゆっくり読み進めて行きたい。

Listening to John Cage

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コンサートから帰って来た。

キッチンに立っている間、AlexaにJohn Cageの音楽をリクエストした。

最初に流れたのは"4'33"'だった。

 

コンサートは二部に分かれていた。

一部目は旧講堂で行われていた。

楽器として使用されたfound objectが、演奏、録音され、インスタレーションが施されていた。そしてその音が、備え付けられた小さなスピーカーから流れている仕様だった。

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それらの間を自由に行き来して、個々の音に耳を澄ましたり、少し離れて全体の音を聞いたり出来た。30分間だったけれど、楽しい時間だった。

第2部は2階になるホールで催された。

ピアニストのYさんによる演奏から始まった。"Music for Marcel Duchamp"は以前も聴いたことがある。prepared pianoの音を聴きながら、ピアノって打楽器でもあるんだな、と考えていた。

最後の曲もYさんの演奏だった。"Ophelia"と聞くと、シェークスピアより、絵画を思い浮かべる。演奏中、特に好きなPre RafaeliteのJohn Everett Millaisの絵のことを考えていた。

John Cageの絵画の解釈はとても興味深い。私が彼の銅版画が好きな理由の一つは音を感じるからである。そう言う作品は少なくとも私にはあまりない。解らないところがたくさんあってとても惹かれてしまうのである。

明日は仕事だけど、金曜日の時点では午後からは予約が入っていなかった。

昨晩コンサートの実行委員会に当日券はあるのか質問をした。事情を説明したら、もし来れなくても料金はとりませんから、と前置きをして、前売り券を取り置きしてくださることになった。お心遣いに感謝である。

どうか明日もコンサートに行けますように。

 

ate well

昨晩はスペイン料理を食べた。

1年前に行ったことがあるレストランである。

サラダとパエリアが物凄く美味しかった。

 

今日のランチはピアニストのYさんお奨めのイタリア料理店でいただいた。

前菜が絶妙なコンビネーションだった。

日替わりデザートはcannoliである。

アメリカに暮らしていた時、North Beachにある焼き菓子店でたまに食べていた。イタリア街のおじさんたちが、よくエスプレッソを飲みながら食べていたのを思い出した。

私が覚えているものよりずっと立派なお菓子だった。

とても美味しかった。

夕食はさいき家の鯖鮨である。

美味しくて夢中で食べ終えてしまった。

来週は水曜日が休みなのでなんとか頑張れそうである。

明日は早退をして靴の中敷の仮合わせをしに整形外科へ行く。

足底筋膜炎は結構悪化している。

アレルギー性皮膚炎が治まって来ているのが救いである。

制作は少しずつ進んでいる。

周囲の変化、体調、時間の移り変わりに漸く同調して来た気がする。

 

アスタルテ書房へ行く

先週末、近くまで行く用事があったので、アスタルテ書房へ立ち寄ることにした。

2、3年ぶりである。

ギャラリーでは球体関節人形の作家さんの作品展が開催されている。

作家さんが滞在されていて、少しだけお話しをした。

球体関節の人形に憧れて制作を始めたのに、段々と不自由さを求めるようになり、

関節を持たない人形を制作するようになってきているそうである。

Hans Bellmerの人形の話になり、作家さんは「彼も球体関節の人形を作っていたけれど、

自由さを求めて作っていたのではない、と思っている。」とおっしゃっていた。

私も同意した。

ちなみに私は球体関節だらけの人形が好きである。

もし自分で作る機会があったら、顔は作らないか、あっても半分だけ足から生えている『魔法少女まどか☆マギカ』の委員長の魔女みたいな感じになるかもしれない。

欲しい本はなかったので、Hans Bellmerのポストカードを購入した。

数十年前にジョルジュ・バタイユの本の展覧会のために作られたポストカードだった。

天使らしき人が描かれている。

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アスタルテ書房では毎年秋になるとHans Bellmerエッチングの展覧会があった。

最近はないですね、と店主の女性に訊ねたら、

「良い作品が手元にないからではないかしら。」

とおっしゃっていた。

 

最近好きな作家の本である。

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装丁が綺麗だし、作品の選定も良いのでとても気に入っている。

 

ワークショップへ行く

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今朝はワークショップへ行ってきた。

https://kaff2022-4.peatix.com/

申し込んだ当時、中銀カプセルタワービル全体の模型を作るのだと思い込んでいた。

後で内容を読み返したら、ビルの一室のモデルを作るということだと知り、

ちょっと悲しくなった。

でも気を取り直し、折角なのできちんと完成させよう、と思った。

ワークショップの参加者は自分自身を含め10人だった。

全部白いし、形が似ているので間違えないよう慎重に進めていった。

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色紙、カラーマーカーなどを使い、様々な装飾を施す人も結構いた。

私はワークショップの指導をしている、建築学部の学生さんから

銀色のマーカーをお借りして、所々塗らせて貰った。

内装が出来た段階で、参加者の方達のカプセルを積んで集合写真を撮る機会があった。

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2時間半でなんとか完成させた。

1箇所方向を間違えて組み立てていたので、家に戻ってから作り直した。

白い分、数年前に職場で作らされた自動販売機よりずっと難しかった。

結構達成感があり、今日はちょっと嬉しい気分だった。

 

 

Buckwheat Flour Taiyaki 

龍玖の誕生日に何かケーキっぽいものを用意しなければ、と考えていた。

中銀カプセルタワービル の部屋の模型作りを終え、帰りのバスに乗っている時、

近所の喫茶店鯛焼きを使わせて貰おう、と思い立った。

一旦帰宅してサンドウィッチを食べて一息ついてからIさんの所へ向かった。

Iさんの喫茶店「K菴」では週日は「嘯月」または「聚洸」のお菓子、

日曜、祝日は蕎麦粉の鯛焼きを焼いて出しておられる。

蕎麦粉の鯛焼きは亀と鶴の型があり、どちらがいいか選べるのである。

お店に入り、鯛焼きのテイクアウトは出来ますか、と訊ねた。

するとお店から出すのは許可しない、とのことだった。

「それではお店で写真を撮らせてください。」

とお願いし、鶴型で鯛焼きを一つ注文した。

一旦家に帰り、レタリングを作り、お皿を見繕ってお店へ戻った。

カウンターの一角を開けてくださっていたので、そこで撮影をした。

他のお客さんが時々様子を見に来られた。

撮影が終わってから、iced caffè e llatteを淹れて貰い、鯛焼きを美味しく頂いた。

龍玖の誕生日だから、と言って、鯛焼きはon the houseにしてくれた。

瑞麗さんや龍玖、そして大晦日の鐘つきの話をしてから帰途に着いた。

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Happy Birthday

20年前の今日、龍玖が生まれた。

41時間かかった分娩のこととか、その夜病室から見たネオンの色をたまに思い出す。

龍玖は週に一度は、Facetimeで楽しそうに、日々の生活のことを話してくれる。

それを聞いて安堵する。

もう何年も一緒に祝っていないし、これからも機会はないかもしれない。

楽しく充実した日々を過ごしてくれていれば嬉しく思う。

 

 

龍玖と話す

今朝午前8時頃目を覚ました。

今日は土曜日なので微睡ながら考え事をしていた。

龍玖からFacetimeがかかってきた。

iPhoneを持ちながら1階へ降りた。

おとといから朝だけ床暖房を入れている。

ふんわり暖かいので、ゆったりした気持ちで朝ごはんを作りながら話した。

龍玖は今期は4クラス取っている。そのうちの一つプログラミングの授業では、グループ毎に一つのプロジェクトを作り上げる。メンバーの1人が1年生の日本人の女の子である。その女の子と話すうちに、本やマンガ、音楽の趣味が殆ど同じ、そしてブルータリズム建築が大好きということがわかったらしい。

日本人で初めて趣味が合う人にあったのですごく嬉しいらしい。

その女の子は小学5年生から家族でカナダに暮らしている。

あまり日本に帰る機会がないので、彼女の誕生日に日本語の本をプレゼントしたいから、

送って欲しい、と言われた。

彼女が何を読んだことがあるのか分からないから、もっと情報が欲しいと要望を入れた。

サプライズで送りたいから、何が読みたいか訊きたくない、と言っていたのだけど、

外す方が残念な気持ちになる、と説得した。

すると「アルバイト先の人から、ブラックジャックの絵がついたTシャツを貰ったけれど、外では着たくないし、かと言って捨てられないので、パジャマにしている。」と彼女に聞いたことを思い出したらしい。

結局龍玖が女の子に何が欲しいか訊くことになった。

以前、龍玖がその女の子から聞いた、「テスカトリポカ」というタイトルの本が欲しい、と頼まれたことがある。まだ単行本しか出ていないよ、と言うと、文庫本が出るまで待つ、と言われた。

マンガは読んでいるけれど、日本語の本は暫く読んでないそうなので、何か見繕って送ろう、と考えている。