lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

ナムジュン・パイク

Nam June Paikが亡くなった。彼がアメリカに帰化していたとは知らなかった。韓国では複雑な評価を受けていた人だから、アメリカで暮らしていたのには納得である。随分長い間制作活動を行っていなかったようで、どうしているのかしら、と思っていた。彼のあの作品のスタイルから今の時代にどうアプローチをしていくのだろうか、と興味があった。

瑞麗の頭から額にかけて出ている痣は「イチゴ状血管腫」である。日本を出る前に母子保健センターで診断を受けた時もそのようにきいたが、こちらで痣の治療の権威であるドクターにも同じ病名を言われた。通常この種類の痣は脳に影響を及ぼすことはないらしいが、瑞麗のはかなり大きいものなので、超音波検査をすることになった。先週の金曜日に検査を受け今日ブリブリがドクターにメールで検査結果を尋ねたら、速攻で返信してくださった。なんの異常も見受けられない、との事だった。私はあまり心配していなかったけれど、ブリブリはいつも最悪の事を考えるらしく、ひどく心配し落ち込んでいたのでかなりホッとしたようだ。

痣が現れてから1か月精神面でいろいろなことをクリアしてきたような気がする。最初はポートワイン腫(単純性血管腫)だとブリブリが言い出し、それに伴うスタージ・ウェーバー症候群があるかもしれないと心配した。スタージ・ウェーバー症候があれば、ひきつけを起こしたり、脳に障害をもたらすようになる。もう殆どそうだと決めかかっていて、ブリブリが涙を流しているのを見て非常に辛かった。だけど今かかっているドクターにメールで写真を送ったら、PWS( ポートワイン血管腫の略)ではまずないだろう、と言われ、すこし安堵したが、ドクターにはっきりそう言われるまでは不安だった。