lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

ブリブリの出張

昨晩からブリブリがサンディエゴへ出張である。ブレント君と家の車で会社から直接向かっている。今夜中の2時15分だが、まだ着いていないかもしれない。スムーズに行けば8時間ほどで行けるということだが、途中ガソリンを入れたり、食事をしたりするので9時間はかかるかもしれない。無事に帰ってきて欲しい。

そんなわけでさみしい週末である。しかし、おかげで私のMacをブリブリのオフィスにて直接ディバイスに繋げられるので、インターネットをいつでも出来るようになった。

ブリブリが、なにかおいしいものをテイクアウトでもしなさい、と言ってくれた。しかし雨が降っているので、瑞麗さんと食べ物と傘を持てる自信がなく、チャイニーズのデリバリーをお願いした。瑞麗さんをあやしながら、わくわくして3つのレストランのメニューを見比べ注文を決めた。いずれのレストランもメインディッシュを2つ以上たのむと、チャーハンか焼そばが無料でついてくる。シーフードの鍋焼き、とり肉とアスパラガスの炒め物、ワンタンスープ、ごま団子、そしておまけとしてベジタリアン焼きそばを届けてもらった。

食べ物が届いて、久しぶりにアンドレイ・タルコフスキーの「サクリファイス」を観る。この映画は観る度違った感銘を受ける。初めてみたのは19歳の時であったが、映像の美しさに驚かされたが、正直言って何がいいたいのかさっぱりつかめなかった。のちに大学院時代の恩師と出会っていなかったらもう2度と観ることはなかったかもしれない。彼女と映画に出てくるミルクの入ったグラスが落ちるシーンについて話をした。その頃やはりその先生の影響でクラシック音楽をよく聴いていたのだが、たまたまあるバイオリニストのリサイタルへ行った際、映画でテーマ曲として使われているマタイ受難曲の一部を聴く機会があった。のちにバークレーマタイ受難曲を対訳を読みながら聴き、それを糸口にしてやっと意味を映画の意味を理解し始めた。

タルコフスキーの映画にもドストエフスキーの作品と同様、様々な引用が使われている。というか、引用だらけである。彼の映画を観る度、それらの意味をよく理解するには聖書を勉強する必要がある。もっとも当面そんな時間はないのだけど。

ついさっき瑞麗さんと起きた。思い出したがちょうど来週復活祭である。というわけでマタイ受難曲を今聴いている。