lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

ちょっと静かな夜を過ごし

インターネットのない日が5日続いた。掃除をこっそりとしたり、たまっていた雑誌を読んだり、広東語の勉強をした。

昨日から龍玖は学校へ行っている。延長保育を初めてお願いした。疲れ切っていてえらく機嫌が悪かった。その続きで今朝も機嫌が悪く瑞麗に攻撃を加えたりして困った。

ブリブリがザ・ローリングストーンズの「黒く塗れ」を歌っていた。しばらく何を歌っているかわからなかったが、知っているサビの部分を聞いてやっと何の曲だかわかった。ブリブリにそのこと言うと「歌詞を聞けばすぐ分かるだろう。」と言われたが、曲は知っていても歌詞をよく知らないので分からなかったのである。ブリブリの歌の音程が狂っていなければ、もっと早く分かったのだけれどそれは言わなかった。

昨日ダウンタウンへ行った。広東語のテキストのテープのダビングのため、サンフランシスコ市立短期大学のダウンタウンキャンバスにある図書室へテープを落としに行ったのである。それが終わり龍玖を迎えに行くまで時間があるので、久しぶりにぷらぷらしよう、と街に繰り出したのだが、財布を忘れたことに気付いた。ノーストロームというショッピングセンターにあるトイレに行き、瑞麗のおむつを替えた。授乳室へ行くとアジア人のおばさんがポークまんと豆乳を食べていた。隣に座り瑞麗に授乳し始めたが、おばさんがしきりに瑞麗の相手をするので殆ど出来なかった。おばさんが「彼女はお話がしたくてしょうがないんだ。」と言ってきた。もっと瑞麗さんに乳を飲んで欲しかったが、もう時間切れになったので乳をしまい、地下鉄へと向かった。

今度はきちんと財布を持って行こうと思う。

瑞麗に薄めた麦茶を飲ませている。結構気に入っているようだ。彼女には日本食の離乳食をあげて行きたいと思っている。ちなみに龍玖は麦茶どころかどんなお茶も飲まない。ブリママがというか、こちらの人はどんなお茶も子供に飲ませない。ちょっと悲しい。

ニーチェの「音楽の精神からのギリシア悲劇の誕生」の英訳を読み始めた。そろそろ読めるかもしれないと思ったのである。「ツァラトゥストラはかく語りき」はまだ読めそうにない。いつか読めるようになるだろうか。ミネアポリスの大学へ通っていた頃、アドバイザーだった先生からショーペンハウエルの「意志と表象としての世界」を読むよう勧められた。しかし日本語訳はおろか英文も見つけることが出来ず、読まずに終わってしまった。ニーチェが影響を受けたといわれる本なので、今度は探し出して読みたいと思っている。