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今朝はブリブリが龍玖と瑞麗を連れてソノマにあるトレインタウンへ行った。私は朝の片づけもそこそこにスタジオへ向かった。週に１度の貴重な時間なので、かなり必死で作業をした。オープンスタジオまで１か月を切った。せめて一つだけでも作品を終わらせたい。

うちのスタジオの隣に入った人の部屋のドアにカタカナの手書きで名前を描いたサインが掛かっている。見る度その趣味の悪さにげんなりする。オープンスタジオの際には外してもらいたいものだ。

瑞麗の怪我のことを母が知り、かなり怒っているらしい。知らせなかったのは悪かったと思っている。しかし彼女から滝のが落ちるように来るであろう、非難の言葉に私の精神状態では耐えられそうになかったから電話しなかったである。トロントにいるブリママは事故のことをブリパパから聞き、おととい電話で詳しい状況をブリブリに尋ねていた。ブリブリは怒られるかと思ったそうだが、彼女の反応は落ち着いていたそうである。ブリママはベビーベッドを早く出すように、とブリブリに随分前から言っていた。ずっと先延ばしにしていた私たちが１００％悪いのである。事故が起こってからは、目を離す時は床においたマットレスに瑞麗を寝かしている。夜自分も眠る態勢に入る時は一緒に大きいベッドで瑞麗を壁側に寝かせ、自分は瑞麗をはさんで壁と反対側に寝ている。水曜日に抜糸をするまでガーゼを傷口に当てて傷に瑞麗が触らないようにしてある。テープが気持ち悪いのか、すぐとろうとするので帽子を２４時間眠るときもかぶらせている。血管腫とともに傷跡は残らないか、と考えるとひどく落ち込む。

先ほど母から電話あり。頭の傷のせいで瑞麗が入院していると思っていたらしい。入院はしていない、と答えると安堵した様子だった。妹の結婚式、彼女の母校の同窓会の幹事、祖母の４９日の法要を済ませ、一段落して気が抜けたと言っていた。