lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

キング神父の誕生日

今日は準休日である。休みにするかどうかは、各企業に判断をゆだねているらしい。ちなみに公共機関、公立の学校はみんなお休みであった。Adobeで働いているケビィン君は仕事、ブリブリは休み、アメリア嬢は学校、龍玖は休み、とうまくなっていた。龍玖の学校は私立だけど毎月ある準休日はいつもお休みである。

龍玖はブリママに連れられて朝からディスカバリーミュージアムへ、ブリブリは休みだけど個人の仕事がはかどるのでオフィスへ行った。私は瑞麗さんと留守番でちょこちょこと家の片づけをした。昼からというか昼を大分過ぎた2時半に家を出て、サンフランシスコ近代美術館へ向かった。2年ぶりかもしれない。昼寝をまともにしていなかった瑞麗さんはストローラーの中で家を出て2分で眠りについてくれたので、心おきなく美術館をまわることが出来た。観たいものしか観なかったので、一時間で見終わり外へ出た。瑞麗さんはまだ眠っていたので美術館の前のBuena Vista公園をまわり、向かいのビルの一階にあるビアードパパのシュークリーム屋さんへ行った。シュークリーム2つ、ダブルチョコシュー2つ、チーズケーキスティック1つを買い、さあ帰ろうとPowellStationへ行き定期券を機械へ通したら瑞麗が起きた。地下鉄に乗るのを止め、ショッピングセンターのLadies Laungeへ直行し授乳をした。 少し歩かせたり、ごろごろさせてからまたストローラーへ乗せ、胚芽たっぷり全粒ごまクラッカーを手に握らせ帰途についた。

美術館で観たかったのはアンゼルム・キーファーの展示だった。彼の展覧会へ行くのは15年ぶりになる。最近の作品を観ることが出来た。相変わらずといえば、そうだが安定のある作品たちだった。やっぱりべらぼうに遠近感の処理がうまい。どの作品も重そうで搬入が大変だったろう、と変なことに感心したりした。ちょっとした驚きは美術館所蔵コレクションセクションでモランディの作品を見つけたことだ。彼の中期の作品である。あれが観れただけでも値打ちがあったな、と嬉しくなった。