lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

母の誕生日とイチゴ状血管腫に関するビデオを観たことについて

今日は母の誕生日である。今朝電話をした。去年と違って楽しい誕生日を迎えたようだ。私からはアンティークのイヤリングと指輪をあげた。ネットで注文したのだが、誕生日にうまく配送してくれたらしい。間に合って良かった。

ブリブリはYouTubeが大好きで暇な時によく観ている。たいていはくだらないものを観ているのだが、たまに面白いもの・興味深いものを観たときはリンクをIMで送ってくれる。さっき送ってくれたものはアメリカに暮らしている女性が載せたビデオで、彼女の孫娘のことを簡単なドキュメントにしているビデオだった。その女の子は瑞麗と同じくイチゴ状血管腫を持って生まれてきて、彼女の親は生後7か月で血管腫を切除する手術を受けさせた。誕生からその手術を受けて傷が癒えるまでの経過を写真で綴っている。興味のある人は観てください。

http://www.youtube.com/watch?v=T_fMIMqPfYg

イチゴ状血管腫とどのように関わっていくかという選択肢は親にある。私たちは一番リスクの小さいと思われるステロイドの投薬による治療法を選んだ。瑞麗の痣はとても順調に消えていっており、結果が良かったのでほっとしている。これは本当にケースバイケースなので、ビデオの女性の家族が選んだ道もまったく正しいと思う。執刀したのは血管腫の外科手術では全米で一番と言われる、ニューヨークにいる外科医である。実際ビデオで観た女の子の執刀後の傷の癒えていく経過は素晴らしかった。観ていて胸のすく思いである。私たちもまだ瑞麗が生後一か月の頃、外科手術の権威は誰だろうかと調べたとき、その外科医のことを知った。そして、もし治療の経過が良くなかったら、今かかっている病院で気長にレーザー手術を受けるより、彼に執刀してもらおうと話していた。ビデオを観てさすがだ、と感嘆した。

瑞麗の痣のことを考えると、いろいろな意味でアメリカで住んでいて良かったと思う。