新しい家の玄関を上がるとすぐに2畳間がある。二方の壁を取払い解放感のある空間にすることになった。入ってすぐ目につく場所なので、襖や照明にさりげなくだけど趣向を凝らしたものを使おうと思っている。照明には円錐形の真鍮のペンダントライトを使う予定である。
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襖の図柄の参考に、と尾形光琳の作品集を観ていた。尾形光琳の作風は、デザイン的な作品に限ってだが、私には雑に思えてあまり好きではなかった。しかし改めてみて考え直した。彼の構図の大胆さに感心させられた。Art Noubeauや印象派の作家たちが彼の作品から影響を受けた理由が理解出来たような気がする。
陶器の絵付けもしていたが、こちらの方は私には大胆すぎてやっぱりあまり好きではない。
器はシンプルな方が好きである。