ジョン・ケージのスコアを見て、よく演奏者はこれを読んで演奏出来るな、と感心することがよくある。アートとして美しい、と思うけど、とても万人が同じ解釈をするとは思えない。瑞麗さんのクラスメートのお母さんにどうやって彼の楽譜の譜読みをするのか聞いてみたい、と思っている。
バッハの小曲をずっとピアノの課題でやっている。私の先生は曲の解釈の仕方を教えてくださっている。バッハの楽譜には音の強弱についての記載はないけれど、ここはクレッシェンドで、とかここはメゾフォルテで、というのを楽譜に書き込んでくれる。１小節の左手の最後の音はいつも控えめで弾くらしい。YouTubeで同じ曲を探して聴いてみると、それぞれ解釈が違って面白い。私は先生の読み方が一番好きである。
