妹尾河童の著作をネットで検索していたら、彼が著作の中で紹介している「ピェンロー」というレシピを見つけた。龍玖も瑞麗さんも旅の疲れもあってか、あまり胃腸の調子が良くなく、お腹に優しい料理を、と思っていたところだったので、夕食に作ることにした。
出汁は干ししいたけの戻し汁である。だし昆布を足して使っても美味しい、と書いてあったので、母から分けてもらった立派な利尻昆布を２枚、干ししいたけとともに水の入ったボールへ浸けた。ちなみに干ししいたけはアメリカで買ってきてもらったオレゴン産の小さなものを６枚だけ使用した。もっと使いたかったけれど、あまり数がないので仕方が無い。
レシピの通り、白菜の白い部分をコトコト煮てから、鶏肉、豚バラ肉、白菜の青い部分を投入し、ごま油を回しかけた。また１０分ほど煮てからごま油をかけて完成した。味付けはお好みで塩と一味をかけて食べるとのこと。自分で味を整えるところはポトフと一緒だな、と思った。とてもシンプルだがおいしくて２杯食べた。
