前期最後の日という事で、早めの３時過ぎに龍玖が学校から帰ってきた。３時半に瑞麗さんを迎えにバスに乗った。３時５０分頃、R君ママのEさんから「瑞麗はオフィスにいます。」というテキストメッセージが入った。「あれ、何でだろう。」と暫く考え、９月から３時半終業になった事を思い出した。すぐにバスを降り、タクシーに乗り換えた。学校に電話を入れ、時間の勘違いの旨を伝えた。学校へ着き、タクシーの運転手さんに待ってもらう様お願いし、３階にあるオフィスへ向かった。役員をしているお母さん方が笑いながら「そこにいるよ。」と教えてくれ、見てみると瑞麗さんが悲しそうにソファーに座っていた。階段を降りながら、握りしめていた火曜日にあった漢字テストを見せてながら、今朝あった聞き取りテストの結果を教えてくれた。すごく嬉しそうだった。
タクシーに乗り、ピアノの先生に電話を入れ、遅れる旨を伝えた。いつもはおやつを持って来たり、買ったりするのだが時間がなくそのまま先生宅へ直行した。
