lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

R.I.P

作品の入ったファイルとDMの束を持っていたので、思い切ってタクシーに乗ってギャラリーへ向かった。オーナーのKさんと15分ほどお話しをした。ため息をついておられたので、どうしたのかと思っていると、明日造形作家の國府理さんのお葬式に出席されるので、その間ギャラリーの留守番を出来る人を必死に探し、ようやく見つけたとのことだった。彼は無名の頃から虹さんで展覧会を開いておられ、Kさんが彼の展覧会、美術館での出展を網羅した作品集を作ることになっていた。あんな形で亡くなられたなんて、無念で仕方がない、とKさんは疲れた顔でおっしゃっていた。作家ご本人が搬入・展示をする全行程が作品となるインスタレーションを主にやっておられた。回顧展を将来するにしても本人不在だと難しい。これから世界に出て行くのだろうな、と思っていた。新作を楽しみにしていたが、もう見ることは永遠に叶わなくなってしまった。
急逝されて本当に残念に思う。