地下鉄に乗り東山駅で降りた。建築士ご夫婦も薦めておられた「好日居」は駅から歩いて７分くらいの神宮道を横に入った場所にあった。この３連休はイベントがあり、特別メニューを出している。料理の先生がお菓子を担当しているとS子さんから聞き、来ようと思っていたのだった。
奥の石畳の部屋に落ち着いた。もっと冷たい雰囲気の店を想像していたが、中は思ったより暖かな雰囲気があった。日が陰り、白熱灯が灯されており座布団の下に電気カーペットがしかれていた。席に着いて待っていると、お店のご主人がやってきて「今日のお菓子は売り切れてしまいました。」と言われた。結果、お茶だけ頂くことにした。
運ばれてきたお茶には輪状にスライスされた果物が入っていた。お茶を飲み進めて行くと、底に沈んでいた柑橘系の砂糖漬けが溶けて甘くなり美味しかった。
お菓子を食べ損ねてしまい、お腹が空いたまま帰途に着いた。
