lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

駒鳥

昨日、夕食後に遊具のある公園へ行った。正式名を「Diana Princess of Wales' Memorial Playground」と言う。瑞麗さんはここがいたく気に入っていて、この公園の存在を知ってからは、ほぼ毎日来ている。
今日も、ものすごい人出だった。家人と木陰にあるベンチに座っていたら、隣に70代くらいカップルが座った。たくさんある木のひとつに、綺麗な声で鳴くオレンジ色のお腹をした鳥が長い間留まっていた。家人が隣に座っている男性に「鳥にお詳しいですか。あの鳥はなんという名前かご存知ですか。」と話しかけた。「残念ながら鳥には詳しくありません。」と男性が答えた。2人は春休みを利用して孫を連れて遊びに来ているドイツ人だった。そこから暫くの間雑談をした。
数時間前、家人がリンクをテキストで送ってきた。開けるとあのオレンジのお腹の鳥についての記述が載っているWikipediaの記事のページだった。日本名は駒鳥、英語での正式名はEuropean Robinで、一般的にはクックロビンと言われている。マザーグースの「Who Killed Cock Robin?」を思い出した(ちなみに、私がその童謡の存在を知ったのはパタリロの「クックロビン音頭」からだった。私が中高生の頃、ラジオでよく聞いていた「全国子供電話相談室」でも質問に出てきていた)。
駒鳥は聖書の中では「神の雄鳥」と呼ばれているそう。キリストの荊の棘を抜き取った時に、飛び散った血が駒鳥のお腹にかかったから、らしい。また、イギリスの国鳥でもある。イギリス人には馴染みが深い鳥なのだろう。
毎朝聞いている鳥の声の主も判明したのだった。