こちらの外食は高い。そして高ければ美味しい、というものでもなく、よく調べて選ばないと外してしまう。色々試すのは物理的に困難なので、外した時の落ち込みは半端ない。なので、家人がここはハズレなし、というところで外食しよう、と言わない限り、献立と食材の使い回しを考えている。
歩いて１５分位のところに、Queens Wayというちょっとしたエスニックの店が立ち並ぶ通りがある。そこにあるオリエンタルマーケットによく買い物に出かける。香港製の上湯味の袋ラーメンを試しに買い、食べさせてみたらとても気に入っていた。京都にいる時、袋ラーメンを食べさせたことがあったが、みんなあまり好きではなかったのである。お店はちょっとしたスーパーといった感じで、冷凍食品や調味料、野菜コーナーでは、韮の花や芥蘭、もやし、レンコンなども売っている。日本のカレーと書かれたカレールーを買い使ってみたら五香粉がたっぷり入っていて変な味だった。餃子の皮は本場のようにもちもちしていて美味しかった。
こちらではなぜか甜麺醤が見つからない。中華街まで足を運んで探したがなかった。いつも餃子の餡に入れていたのだが、今は味噌と深色酱油、砂糖を入れて代用している。
まだ行ったことがないが、ロンドンでは飲茶が美味しいことで有名な店がこの通りにある。いつも思い切り混んでいる。先日、やはりこの通りにある庶民的な雰囲気を持つ中華料理店で、ダック乗せご飯をテイクアウトした。とても美味しくて、ゆっくり味わって食べた。
