２人の査証申請を漸くすることになった。
日本にあるオフィスで手続きをした後、アジア各国からきた申請されたパスポートを一括で処理するところを送付し、送り返されるまで待機する、というシステムである。一旦パスポートを国外へ送付し至急便というのがあるそうで、休日を数えない１０日間でパスポートが帰ってくるらしい。しかしながら、クリスマスを終えた後、すぐにこちらへ戻ってきて申請できるのは早くて２９日となる。正月をはさむのでパスポートが届くのは１５日以降だろう。瑞麗さんの学校が始まるのは１月４日、龍玖の学校が始まるのは６日である。学校に戻れるのは１４日以降となる。
龍玖も瑞麗さんも冬休みは１９日からである。すぐに帰ってくれば、２１日にオフィスに行くことが出来るから、それからプロセスに入ったとしたら６日か７日にパスポートが帰ってくるので、学校は２、３日休むだけで行けそうなのである。夏は７月始めに帰国しているので、龍玖はすでに欠席を２週間している。これでさらに２週間だと１ヶ月欠席をすることになってしまう。
あちらには私の代わりに家人母が滞在して子供達の面倒をみてくれている。クリスマスはあちらの家族にとって一大イベントなので、その前にこちらへ帰ってくるのは忍びないと思う。今年は前倒しにして、来年は必ず過ごせるようにしたら良いのでは、と提言してみた。
２人は日本で生まれたため、申請に必要な書類を手に入れて、翻訳し公証してもらわなければならない。明日が締め切りの翻訳の仕事があるが、次は１０日までなので、来週の始めに書類を受け取りに行き、作成するつもりいる。
