lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

削ぎ落とされる

庭師さんに手入れをしてもらった。45リットル袋5つ分の枯葉、枝、草が取り払われた。ゆるい感じだった庭が研ぎ澄まされた庭に戻った。苔生し具合は良いみたいである。年明けにまた苔を移植する、とおっしゃっていた。
庭の端に何か置いたらいいんじゃないか、という提案を受けた。元からそういう話はしていたが、宗教がらみは全て否定する人が毛嫌いして話は立ち消えた。
どちらにしても置きたくなる決定的な存在には出会っていない。現世や来世、天国と地獄のように、ぱきぱきと2元性で分け切れない、迫間のような場所にあるようなものに出会ったら欲しいですね、と庭師さんに話した。
元々この庭のコンセプトが、ここを進めばどこに行き着くのか分からない、という事だった。冬は少しセビアなくらい尖った庭になるのが理想なので、夏限定でそうなればいいな、と少しだけ夢見ていた。