去年の種が残っていたみたいで今年も苺が出来た。
実は小さいけれど甘くて美味しかった。
今朝お客さんがチェックアウトした。月ちゃんの次に沢山お話しをしたお客さんだった。ご夫婦はヨーロッパ人のマナーを身につけておられて所作にそれがにじみ出ていて、すごく好感を持った。何をしても下品にならない人たちだった。一緒に東寺へ行った際、あまりに暑さに辟易していたら、ご主人がいつの間にか離れ、アイスコーヒーを調達してきてくれた。その他に焼き鳥もご馳走になった。東寺でたこ焼きの屋台があり、どんな食べものか質問を受けたので、本来あるべきたこ焼きについて述べた。ご主人の方が屋台のたこ焼きをひとつ口に入れ「これは全然違う。美味しくないからもう食べない。」と言ったので、奥さんが一生懸命食べていた。こんな場面で郷土愛を出してしまい後悔した。
中国人だからなのか、２人とも食べることが大好きだそうで、食べ物の話も沢山した。ルクセンブルクはドイツ、ベルギー、フランスに囲まれた国である。小さいのでルクセンブルグに暮らす人は富裕層が多く、多くの人は周辺の国境近くに暮らし、毎日ルクセンブルクへ通勤している。
彼らはアジア系の食品を調達するため、ベルギーを越えてオランダの町まで２時間かけて行くそうである。ご主人はモーリシャスの出身で、現地の料理はかなりインドの影響が濃いアフリカ料理なのだが、なかなか美味しい、とおっしゃっていた。週末は気軽に美味しいものを食べに周辺の国へ行くということで羨ましい食生活をしておられる。
いつか再会出来ればいいな、と思う。
