lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

鴉が近くで鳴く

今朝は午前3時頃目を覚ました。

松風図屏風を読み終えた。最後は泣きながら読んでいた。読み終えてから一緒に図書館から借りている長谷川等伯の画集をゆっくりと鑑賞した。そして改めてその異才さを知った。彼を題材にした小説を2冊読んで、何故そんなに張り詰めた人物像を描いているのか、腑に落ちずにいたけれど、凄まじい緊張感が漂う彼の作品を見て納得した。

今は彼の息子の長谷川久蔵の「桜図」が見たくて仕方がない。智積院宝物館にて一般公開されているので、いつでも見に行けるので楽しみに取っておこうと思っている。

昨日はお昼に奈良へ行っていた。叔母と母とJRの駅で待ち合わせをして、一緒にお昼を済ませてから叔母の家へ行った。生菓子を持参したので、叔母が淹れてくれたお茶とともにいただいた。そして今回も叔母が知り合いから貰ったという野菜をくれた。家庭農園をされている人に、新鮮で美味しい野菜を頂くそうである。

叔母に「以前より明るくなって良かったね。」と言われた。「私のことを全面否定し、絶対的な存在として支配してきた人の呪縛から抜けたからだと思う。」と答えた。

京都へ戻る前に、知り合いがならまちで展覧会をされているので少しだけ立ち寄った。虹さんで展覧会をしている時に来てくださったことがあり、一度お伺いしようと思っていたので良い機会だった。結構な広さのあるギャラリーだったが、混雑しない程度にうまく埋められていた。楽しんで制作しておられるのが伝わってきて羨ましく思った。軽く挨拶をして帰途に着いた。