夜に洗濯を３回して片付けをしていたら布団に入るのが遅くなり、少し寝坊をしてしまった。午前１０時２０分頃にLちゃん家の最寄りのバス停に着いた。近くにあるサブカルの品揃えで有名な本屋さんまでたどり着いたのだが、後が分からなくなりどうしたものか考えていたらYさんからテキストが来たので、現在地を伝えた。結局そこまで来てもらうことになった。その本屋さんで行なわれている、三味線の演奏会を外で聞きながらYさんを待っていた。
Lちゃん宅でYさんが淹れてくれたお茶をいただいた。Lちゃんのお父さんであるEさんが来年度に瑞麗さんが習う勉強について教えてもらった。
小学部とは随分変わり、勉強内容が濃く深くなる。旧約・新約聖書、ギリシャ神話、戦記物についてもかなり詳細まで勉強する。それにどんどん哲学的な要素が加わり、２年生からはラテン語の勉強が始まる。小学部で学んだ、一見なんの関連性もないような事柄が、中学部では繋がっていく事になるという、生涯の財産となる教養として身につくようになっているらしい。それを聞き、本当に魅力ある教育だな、と思った。状況が許すのならば、瑞麗さんには引き続きフランス語での教育を受けてもらいたいが、フランス人ではない彼女には良い選択ではないだろう。
お仕事でお忙しいのにEさんに時間をとっていただいたおかげで、私も頭の整理が出来てきた。
