lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

瑞麗さんバスで寝過ごす

昨日の出来事である。

午後2時半頃、最寄りのバス停から瑞麗さんをバスに乗せた。すぐにYさんに電話を入れ、バスに乗ったことを報告した。YさんやLちゃんが、バス停まで迎えに来てくれることになっていた。家に戻り、おにぎりの用意をしてから洗濯を始めた。

4時半頃、洗濯物を干しているとYさんから瑞麗さんがまだ来ない、と電話があった。バスのスケジュールを見ても、約35分くらいで到着することになっていた。巡回する系統のバスに乗ったのだが、バスの営業所に電話を入れたら、もしかしたら給油のため、北大路バスターミナルで一旦降りた可能性がある、と言われた。降車する場所と乗車するターミナルが違うため、迷ったのかもしれない、とYさんに言った。LちゃんパパのEさんはわざわざ北大路まで行ってくださり、瑞麗を探してくれた。例の方も自転車で探し回っていた。営業所へまた電話を入れたら、瑞麗さんが乗ったバスから、彼女が降りるはずのバス停で誰も降りなかった、とビデオをチェックしてくれた担当の人が教えてくれた。そして警察に届けた方が良い、と言われた。

バス停の近くにある、この周辺の管轄にある交番へ行った。中に入ると、駐在の警官の方が電話中だった。暫く聞いていると、例の方と私の名前が出てきた。「それは私の娘です。」と声をかけた。

瑞麗さんは東山警察署に保護されていた。バスでうっかり眠り込んでしまい、目を覚ましたら見たことのない場所だった。びっくりしてバスを降りたが、やはりどこか分からず、泣きながら警官らしき人を探し回った。京都市美術館の警備員の人に「◯◯◯はどこですか。」と訊ねたのだが、泣きじゃくっているので、理解してもらえず、警察へ保護されることになった、とのことだった。

パトカーに乗せられ、署に入ってから、事情聴取を受けた。その段階ではすっかり落ち着き、住所と名前を答え、どのような経緯で迷子になったのかを説明できたらしい。だけど電話番号を知らなかったため、私の行った交番へ連絡が入ったのだった。すぐにYさんと例の方へ連絡を入れた。Yさんは今からでも連れてきてくれていいよ。と言ってくれたので、お言葉に甘えることにした。

一度家に帰ってからバスに乗って瑞麗さんを引き取りに行った。署に入ると満面の笑みの瑞麗さんが見えた。私が迎えに来るまでの1時間、署内の方に自分の生い立ちを語っていたらしい。書類にサインをして、お礼を述べて署を後にした。

パトカーに人生で初めて乗った瑞麗さんは興奮状態だった。Yさん一家に多大なる迷惑をかけてしまうし、私の予定も思い切り狂わされた午後だった。