瑞麗さんとまずお昼御飯を食べよう、ということになり、何が食べたいか訊ねたら「うどんが食べたい」という答えが返ってきた。もううどんはうんざり、と瑞麗さんを含め色々な人に拒否されていたので、ちょっと驚いたけれど嬉しかった。もうすぐうどん屋さんに到着というところで、SIMカードを購入した例の方から連絡が入った。
行き先を急遽変更して、希望している中学校へ向かった。行き当たりばったりでアポイントメントを取った、と例の方が言った。結局それは高校のディレクチュールだったが、建物に入れて貰えたので、アポイントメント無しで中学部のディレクチュールのオフィスに行った。在室されていたので、私たちの現況を説明し入学を希望していることを伝えた。ここは国立なので彼の采配では決められないが、受け入れられる状況にはある、とのこと。月曜日に市内の学校入学を管理する教育委員会に例の方と通訳としてRさんが行く。その時にまた話しなさい、と言われた。その時に私も同行して一緒に訴える、と瑞麗さんは意気込んでいた。学校は描いたような雰囲気の建物の中にあった。
龍玖のお迎え後、お腹が空いたということでドーナツ１つとハリボのグミを買い与えた。２人は喧嘩しながら歩いていた。私も疲れていたので適当にあしらいながら、Kさんのアパートメントへ戻った。
