Bistro Cerisierで待ち合わせをした。
前回と同じくアンドゥイエットと、アンディーブとブルーチーズのサラダを食べたい、とお願いした。主菜はMさんに選んで貰った。
前菜は、他のものを頼むときっと後悔してしまう、と思うくらいやはり美味しかった。主菜は名前を忘れてしまったが、生ハムと魚介類の入ったブイヤベースみたいな料理だった。良いお出汁が出ていて美味しかった。
Mさんにこの夏の事をお話しした。彼女はライターの仕事で１ヶ月間フランスにいた。８月半ば過ぎにこちらへ帰って来るので、その時に会いましょう、と約束していたが、忙しくて会えず仕舞いだった。HちゃんパパのBさん、そしてAさんを介して私たちの様子を聞いていたけれど、よく分からなかったそうである。今回、詳しく説明した。
そこから話題がパリでの生活に移った。彼女はよくパリに仕事で行っているので、私が今回行った地域別に、その土地の特色を教えてくれた。滞在させて貰ったアパートメントが位置しているLatin Quartierのツアーをして貰ったのが、旅のハイライトの一つだった、と話した。やはり同じ地区にあるGrandes Écolesの一つである大学で研究室に勤務するEさんの職業を「よく分からないけれど、数学者でfMRIを駆使して得た情報を解析、研究をしている。」と説明した。彼女も雇用主に出された条件下でfMRIで撮影をして、情報を集める、と言う仕事をしている。Mさんは分かりやすい言葉でその仕組みを教えてくれた。
デザートにかなりアルコールの効いた一品を頼んでしまい、案の定食べられなくてMさんに助けて貰った。一緒に頂いたコーヒーがとても美味しかった。
帰りは烏丸丸太町の交差点まで一緒に歩き、Mさんは西へ、私は北へと分かれた。
