昨日アトリエの机に向かっている時、夏にお世話になったKさんからメールが届いた。9月始めに龍玖と瑞麗さんが入国拒否をされた際、色々迷惑をかけてしまったので、連絡をし辛くなりそのままだった。去年の秋に南フランスにある彼女の別荘へ連れて行ってあげる、と何度も言われていたのに、何も言わずにパリを去るのは良くないな、と思っていたところだった。
Kさんはロシア人らしく、情愛が深くそして感情の激しい人である。表現者らしいとても心のこもった文章が綴られていた。読んでいるうちに心の琴線にふれてしまい涙が溢れてきた。同じ部屋にいる人たちに気づかれないように、落ち着くまでこっそり泣いた。
色々な事が起こり過ぎて、何から話したら良いのかまとまらず、まだメールを書けていない。今晩ゆっくり書こうと思う。
龍玖はクラスメイトたちとディズニーランドへ行っている。瑞麗さんは前夫と、そしてコンファレンスのためスェーデンから来ている、彼の古い友人と彼の9歳の娘さんと一緒にPalais de Tokyoへ行っている。
私はこれからPoissyへ行く。