まだ本格的にではないけれど、マタイ伝を読み始めてから、寓意が含まれる絵画を読み取れる事が出来るようになってきた。絵画のようなタルコフスキーの映画の随所に見られる、象徴的なシーンのそれぞれの意味を、思い起こしては考えている。中世美術館でキリストの頭上に舞い降りた鳩が描かれている彫刻を見てから、また「ノスタルジア」にて主人公のコートの中から飛びだって行く鳩の意味について考えている。
京都へ戻ったらDVDを観るのを楽しみにしている。今回はかなり違った見方をするのではないか、と思う。
私の好きな水音がするシーンである。 鳩が飛び立つシーンは見つけられなかった。