日曜日の午前中、Yちゃんに付き添いで物件を見に行った。
3件見たのだが、その中に彼女がずっと気になっている家があった。平屋で西陣織の工場にもなっていた家である。家主の方は平日は仕事で不在なので、やっとみられる、とYちゃんが楽しみにしていた。
その家には最後に訪れた。外は普通の平屋の町家という印象だったが、中に入ると思ったより天井が高く広々としていた。築120年ではないか、と言われているそうである。あまり改修はされておらず、井戸があったり、提灯を仕舞って置く箱が備え付けられていたり、と意匠が所々に見られた。
ロフトが2箇所あった。そのどちらにも立派な織り機が置かれていた。その形状が美しいので写真を撮らせて貰った。私にもかなり居心地の良い空間だった。
今週末、Yちゃんのご主人のMさんと訪れるそうである。