lulu_batailleの日記

日々起こった事、思った事を記していきます。

歌の中で嘲笑し続ける

今日は前半の終わりの方を中心に練習をした。

前半最後の章はキリストの生涯のダイジェスト版、かなりの長壇場である。その前はひたすらキリストを嘲笑する民衆の歌が続く。

8部編成なので、1部と2部づつ練習し、そして各パートで練習してから全員で歌う。だから時間がかかる。でも全部が合わさった時の音はそれは美しい。

マタイ受難曲の次の曲はモーツァルトの「レクイエム」だそうである。ラテン語で歌えるんだ、いいな、とちょっと心が揺れてしまった。帰り途中まで一緒だった女性が「もう『モツレク』は散々歌ったから来期から辞める。」とおっしゃっていた。烏丸線の駅まで一緒になる女性は「モツレク」は2度目だそうである。でも彼女は滋賀まで通うのが少し負担になって来たので、京都にある別の合唱団に移るかもしれない、とおっしゃっていた。何十年も合唱団の中心にいた副団長も今期限りで辞めらられる。

Oratorioや他の受難曲をもっと歌ってみたい、とも思い始めている。だけど他にやりたい事、しなければいけない事があるので、色々同時進行で出来ないため、数年はしないつもりである。

ベテランさんたちによると、レクイエムは一曲集中練習をして歌えるようになれば、同じフレーズが多用されているため、他のレクイエム(ブラームスフォーレヴェルディなどの)も比較的簡単に歌えるようになるそうである。ラテン語で上手く歌えるでしょうか、と質問したら、ドイツ語よりもラテン語の歌の方が発音が簡単なので、マタイ受難曲より歌いやすいわよ、と言われた。ちょっと意外だった。